2022AWシーズン[第8節]を社領スポーツ広場で開催。リーグA2試合・リーグB1試合・リーグC2試合・リーグD1試合の全6試合が行われました。

AfterGoal/決勝ゴールを決めた本山選手[30]

命運を分けたラストプレー

2試合で8失点を喫し、チームの立て直しを図るマリスタ福岡。川畑選手[9]がチームを先導し、戦術・フォーメーション・ウォーミングアップを一新して今節に臨みました。相手はリブレ。前節でアロンザとのハイレベルな激戦を繰り広げた強敵です。

そのリブレは当日急遽参加できなくなったメンバーに代わってGKの猿渡選手[17]がFWで出場。ポストプレーで起点になったかと思えば、ゴール前ではビックチャンス到来。惜しくもゴールとはなりませんでしたが、リブレに流れを引き寄せるプレーを披露しました。

野頭選手[7]・勝谷選手[9]・天田選手[5]を中心に攻撃的なサッカーを仕掛けてくるリブレに対し、危ない場面はありながらも体を張ったプレーで死守するマリスタ。攻→守の切り替えが早くなり、全体として守備の意識が高くなった印象を受けました。

スコアレスドローで決着かと思われた試合終盤、リブレが左コーナーキックを獲得。GKとDFとの間を狙ったボールを放り込みます。相手にクリアされますが、小さくなったクリアボールをリブレ-本山選手[30]がダイレクトボレーでネットに突き刺し待望のゴール。

歓喜の雄叫びとともに試合終了のホイッスルが響き渡り、リブレが劇的勝利を収めました。

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▶️ Marista ▶️ Libre

AfterGoal/2戦連続ゴールの関選手[19]

頼りになる男

現在2連勝中の★★★OFCとスター軍団アロンザとの試合。'19SSシーズンの初対戦に始まり今回で4度目の対戦となりますが、★★★OFCはアロンザに無敗。どの試合も前半は両チーム得点がなく後半に勝敗が決していて、★★★OFCが先制しているというデータが出ています。

打倒★★★OFCに燃えるアロンザは相手の強力な2トップ対策としてか藤村選手[19]をアンカーに配置。ボランチの八尋選手[13]と2シャドーの諸岡選手[22]・西嶋選手[23]が流動的に旋回しながら中央でボールを支配することで、両WGと吉田選手[14]が積極的に背後を狙います。

右サイドを突破した平野選手[7]から西嶋選手がマイナスで受け、良い形でフィニッシュ。シュートは枠を捉えますが、GKのファインセーブで惜しくもゴールならず。いくつか決定機を作り出したアロンザでしたが仕留めることができず、前半を無得点で折り返し、嫌なジンクスが脳裏をよぎります。

それでも後半さらにアロンザが優位に試合を進めていくと、左サイドの中元選手[20]を起点にコーナーキックを獲得。正確なキックに合わせてパワーを持って走り込む中の選手たち。2本とも決定的な場面になりましたが、無念にもチャンスを生かすことができません。

すると残り5分、終始厳しいチェックにあっていた関選手[19]がゴール前で混戦になっている隙にフリーになります。こぼれ球を待ち構える関選手は視線でDFをずらすと、ぽっかりと空いたシュートコースに右足一閃。★★★OFCが少ないチャンスをモノにして3連勝です。

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▶️ ALONZA

AfterGoal/檜山選手[55]の頼もしい後ろ姿

シーソーゲームに決着

昨シーズンはともにリーグAで戦ったウエストブルーとコピートとの対戦。リーグA復帰を目指して、勝っておきたい相手です。

コピートは久々に前線の主力選手が勢揃いしましたが、守備の要-末続選手[10]不在のため島元選手[14]が代わってCBに入ります。今季新加入の井上選手[4]と新撰組から加入した高松選手[13]も初出場となり、新戦力がチームにどうマッチしていくのか注目でもありました。

立ち上がりから主導権を握るコピートはたびたび相手ゴールへと迫り、前半17分に對馬選手[11]のゴールで先制。1点リードで前半を折り返すと、1点を返されて迎えた後半13分、1点目をアシストした檜山選手[55]が今度は自らゴールを奪い突き放します。

しかし同17分、前線でのパスワークが乱れ、ボールロストからカウンターで再び同点に。残り時間が少ない中、阪口選手[21]がDFの間を掻い潜る縦パスをつけると、井上選手が収めます。1枚かわして振り抜いたシュートがゴール左隅を捉え勝ち越し。

コピートが接戦を制して2連勝とし、暫定2位につけています。

AfterGoal/PKを決めた泰川選手[10]

ストライカー絶好調

前節5得点で快勝したライアーズの2戦目はリーグCから昇格してきたFC.フェブ。

試合開始早々にPKを獲得したライアーズは誰がキッカーを務めるかでプチ論争勃発。権利を勝ち取った泰川選手[10]が右上を狙い先制しました。

試合を一方的に展開するライアーズはゆっくりとボールを保持しながら再三相手ゴールへと迫るも、なかなか追加点を決めることができません。

前半終了直前、前節から好調の泰川選手が起点となり、元ヴェルディユースの木野村選手[39]がゴール。待望の追加点でリードを2点に広げて前半を折り返します。

後半も攻め続けたライアーズが2戦快勝。2位に浮上するも、決定率2/23という結果を受け満足できない様子でした。

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▶️ FC.FEV

MatchUp/2人を背負う白石選手[80]

美しい2ゴール

'21SSリーグCで初対戦となったシルバーガルとコヨーテ。ともに翌'22SSからリーグBへと昇格し、3シーズン連戦となる宿敵との対戦成績はシルバーガルの1勝1分。またコヨーテは仕事で福岡を離れている代表の福山選手が応援に駆けつけた中、恥ずかしい試合を観せる分けにはいきません。

そのコヨーテは原野選手[18]が陣頭指揮を執って熱いゲキを飛ばし、次々に攻撃の芽を摘んでいきます。守備からリズムを作ったコヨーテは前半14分、柴田選手[4]が中央からミドルシュート。セービングの評価が高いシルバーガルGK-上野選手[1]も防ぐことができない低弾道のブレ球シュートを叩き込み、先制に成功しました。

しかし徐々に足の止まってきたコヨーテは時間とともに押し込まれていきます。その隙をつきシルバーガルは中島選手[12]のオーバーラップからコーナーキックを獲得。中で待つ中竹選手[74]はDFと競り合いながらも頭ひとつ抜け出す高い打点で合わせてゴールを決めました。

1-1の引き分けとなりましたが、まるでお手本のようなミドルシュートとヘディングシュートから本当に素晴らしいゴールが決まりました。