2024.9.8
第20節 試合結果
2024SSシーズン[第20節]を雁の巣レクリエーションセンターEコートおよびその他コートの2会場で開催。リーグS2試合・リーグA4試合・リーグB3試合・リーグC2試合・リーグD3試合の全14試合が行われました。
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━━【LEAGUE-S】━━━━━━━━━━━
★ リーグS順位表 ★
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▲ Ex.Atlas-松本選手[11] & 平川選手[9]
残留へ大金星
S第27戦 Ex.Atlas vs FEV ( 2 - 1 )
降格圏内に位置するEx.アトラスは、運命の最終戦で優勝候補-FC.FEVとの一戦を迎えた。助っ人使用数も19とかなり大きく、引き分けでは厳しい。残留を勝ち取るためには勝点3が必須と、まさに背水の陣でこの戦いに挑んだ。
対するFEVは前述の通り優勝候補の一角であり、今季も残すところ2節となった今はTNFCとの一騎打ち。TNFCに唯一黒星を付けた実力派が優勝目掛けてラストスパートをかける。
試合はやはりFEVが優勢。開始早々から河野選手[92]が強烈なシュートを放ち、サイドでは牧嶋選手[16]が次々に縦へ仕掛けた。すると前半17分、左サイドからボックス内にクロスを供給し、こぼれ球を馬場選手[40]がダイレクト。1点リードで前半を折り返した。
しかし後半に入りEx.アトラスが息を吹き返すと、後半7分に龍谷のエース-田中選手[10]がボレーでニアを撃ち抜き値千金の同点弾。続く9分には久恒選手[23]のクロスに平川選手[9]が頭で合わせて逆転に成功。龍谷コンビが少ないチャンスをモノにした。
ラスト10分猛攻を仕掛けるFEVだが、Ex.アトラスイレブンも集中を切ることなく対応。絶体絶命のピンチもなんとか凌ぎ、試合終了のホイッスルとともに安堵の表情を浮かべていた。同日行われた他試合の結果、Ex.アトラスにとって初めてとなるトップリーグ残留が決定。トップリーグ定着、そして優勝を目指してEx.アトラスの挑戦は続く。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ FC.FEV
▲ チーム舞鶴-徳永選手[8] / べべドール-大薗選手[19]
降格の危機
S第31戦 チーム舞鶴 vs Avanzar ( 1 - 1 )
2022SS優勝、そしてその後3季連続で準優勝の強豪-チーム舞鶴が降格の危機に瀕している。同日2試合前に行われた試合でEx.アトラスがFEVを撃破した衝撃は大きかった。対するは昨季3位のアバンザール。昨シーズンの2位と3位が今季は思わぬ形で相対することとなった。
FW陣が次々に離脱を余儀なくされ苦しむこととなった今季のチーム舞鶴だが、新たな刃としての期待を背負う丸山選手[33]が今節はスタメン入り。そして攻撃的なサイドアタッカーの水谷選手[39]も新加入し、前半からアバンザールゴールへと迫る。
徳永選手[8]が起点となり、右サイドを積極的に駆け上がったRWB-杉浦選手[3]がチャンスメイク。コーナーキックでは西村選手[44]がDFの頭上から叩きつけるなどシュート数を増やすチーム舞鶴だが、得点を奪うことができずに勝負の後半へ突入。
後半も攻勢を続けるチーム舞鶴は11分、左サイドで水谷選手が仕掛け中央の丸山選手へ。丸山選手はDFを背負いながらも素早くターンし反転シュート。美しいゴールで先制点をもたらした。
その後もビッグチャンスを度々作り出したチーム舞鶴だが決定力を欠き追加点ならず。その隙にアバンザールが右サイドからのクロスでDF背後を取り、走り込んだ平川選手[E]がダイビングボレーで同点弾。チーム舞鶴はいよいよ絶体絶命の状況に追い込まれてしまった。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Avanzar
━━【LEAGUE-A】━━━━━━━━━━━
★ リーグA順位表 ★
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▲ べべドール-豊川選手[L] / Libre-池永選手[20]
柔と剛
A第33戦 べべドール vs Libre ( 0 - 1 )
昨季Sリーグで最下位と悔しい結果となったリブレは、この試合で勝てば2位チームの勝敗に関係なくAリーグ首位が決まる大事な一戦。一方ベベドールは、過去4戦して2勝2敗と互角の戦いとなった宿敵への勝ち越しを狙う。
試合はスピードを活かして縦に早い攻撃を繰り返すリブレと、屈強な躰で攻撃の芽を摘むベベドールの一進一退の展開。互いにシュートチャンスを作れないまま中盤争いが激化し、得点が産まれないまま後半も残りわずかというところで、リブレが田添選手[8]のシュートで先制点を獲得。
終盤ベベドールもパワープレーでチャンスを伺うがタイムアップ。リブレは見事Aリーグ首位を決めて最終戦を締めくくった。
[written by Makoto Yamaguchi]
▲ levan-秋吉選手[76] & 齊藤選手[5] & 野村選手[10]
エイトリーグで10年
A第34戦 FC.早良 vs レヴァンタリア ( 0 - 2 )
今季限りでエイトリーグ脱退を発表しているFC.早良が最終戦を迎えた。なかなか参加できなくなっていたメンバーも集い、大津代表はメンバーの小さいお子さんを子守しながら観戦。2位に着けるレヴァンタリアは同日朝の試合でべべドールがリブレに敗れたため昇格決定。3シーズンぶりのトップリーグ再挑戦を前に、勝って勢いを付けたい。
昨季までCBを任されていたが今季からFWにコンバートされたレヴァンタリア-齊藤選手[5]が今節も躍動。前半5分に田邉選手[17]とのホットラインで幸先よく先制すると、後半13分にも追加点を奪い今季11ゴール目。得点ランキングを独走し、レヴァンタリアの快進撃に大きく貢献した。
試合終了を迎え、エイトリーグ10年という長い歴史を共に作り上げてきてくれたFC.早良が最後の戦いを終えました。ありがとうFC.早良。そして大津代表10年間本当にお疲れ様でした。FC.早良には多くの実力者が在籍していたこともあり、各選手らの去就にも注目が集まります。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Levantalia
8年の歴史に終止符
A第35戦 R.Phoenix vs Esperanza ( 1 - 1 )
こちらもチームの活動が今節で最後となるレッドフェニックスの試合。対するはリーグS昇格に向けて引き分け以上が条件のエスペランサ。
得点を奪いたいエスペランサは立ち上がりから高いポジション取りでレッドゴールへと迫る。なかなか決定機を作り出せずもどかしい時間が続いたが、前半終了間際にカウンターからDF背後を取る。抜け出した平川選手[20]は冷静にDFのブロックを交わし、フリーの中山選手[18]が無人のゴールへと流し込んだ。
後半もエスペランサペースは変わらず。しかし同14分にレッドフェニックスがワンチャンスを生かして同点に追い付き、引き分けで試合終了。エスペランサは危なげながらも昇格を勝ち取った。
これにてレッドフェニックスのエイトリーグが全試合終了。様々な選手の移り変わりや代表交代を経て8年という長い年月を活動してきた歴史あるチーム。その長い歴史に幕を閉じた。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Red.P ▶️ Esperanza
▲ 共歩会-無津呂選手[30] / Fanky-津田選手[17]
後半の逆襲
残留をかけたファンキーと共歩会の直接対決。ファンキーは3選手の当日ドタキャンが試合直前に発覚しバタバタ準備に追われる中10人でキックオフ。両チームともに直前のアルティスタ・フットモンキーズに助けてもらい、なんとか11人同士での試合を行うことができました。
前半はファンキーが今季イチの好パフォーマンスを発揮し、中盤での高いボール回収率がゲームの流れを呼び込みました。テンポの良いパス回しから久野選手[7]が2ゴールを奪うも、決定的なチャンスを生かしきれずに2点に止まってしまったことが後半へと尾を引くことに。
後半は一転して共歩会ペース。後半立ち上がりにショートカウンターから石橋選手[3]が反撃の狼煙を上げると、同10分には白水選手[32]が巧なコントロールでGKとの1対1に持ち込み同点弾。その僅か2分後、相手のミスを見逃さず3点目を奪って逆転勝利。助っ人数で残留こそ逃してしまったものの、2点差をひっくり返した共歩会がリーグA2勝目をあげた。
[written by Yoshiki Hojo]
━━【LEAGUE-B】━━━━━━━━━━━
★ リーグB順位表 ★
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▲ WEST.Blue-森山選手[11]
シーズンの締めくくり
B第35戦 WEST.B vs KGSM ( 1 - 2 )
降格が確定したウエストブルーと残留が決定しているKGSMの戦いは、最終戦で2勝目を奪いたいウエストブルーの攻勢で前半が進む中、前半終了間際にウエストブルーのGK-岩田選手[1]がペナルティエリア外でハンドの反則を犯し競技規則12条3項(意図的なハンドの反則を行い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する)によって一発退場となる。
後半はKGSMのペースで試合が進みDFの裏に抜け出した白木選手[11]のゴールで先制点を奪うと、ウエストブルー-川崎選手[10]のポストプレーから森山選手[11]のゴールで同点となるものの、再びKGSM-白木選手のゴールで勝ち越し点を奪取。ウエストブルーも再三の決定機を作るもののボールは枠をとらえきれずタイムアップ。古豪同士の対決は、攻守が目まぐるしく変わる好戦となった。
[written by Makoto Yamaguchi]
▲ WEST.B-大穂選手[98] / SilverGull-山口選手[28]
自力昇格
B第36戦 ユイモーレ vs B.Raccoon ( 3 - 0 )
現在リーグ2位につけるブラックラクーンとリーグ3位につけるユイモーレとの、両者勝てば昇格の一戦。
試合は前半10分間はラクーンが攻め込む展開。しかしその攻撃を耐えきったユイモーが前半10分先制に成功。先制後はユイモーレペースとなり、素早いパスを繋ぎゴールへ向かっていきます。
後半8分には早川選手[52]の今節2点目のゴールで追加点を挙げると、後半10分にはダメ押しとなる3点目で勝負あり。
ユイモーレがAリーグへの昇格を手にした!
[written by Taito Ogiso]
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▶️ Yuimore
▲ SilverGull-中竹選手[74] / Peace-吉田選手[23]
昇格へ一歩前進
B第23戦 SilverGull vs Peace ( 1 - 4 )
シルバーガルとピースユナイテッドとの試合は、ピースユナイテッドの特徴でもある攻撃的なサッカーが存分に発揮され、シルバーガルは耐え凌ぐ時間が続いた。
先制は前半6分のピースユナイテッド。八尋選手[8]が先制ゴールを奪ったが、なかなか追加点を奪えず前半を折り返した。
後半に入りシルバーガルが畑川選手[6]のゴールで同点に追い付くと、これがピースユナイテッドのスイッチを入れることとなりゴールラッシュが始まる。土本選手[9]の勝ち越し点を皮切りに、大久保選手[18]が2ゴールで得点ランキングトップに躍り出た。
ピースユナイテッドは目標の昇格に向けて快勝。運命の最終は、因縁の相手であり首位を走るユイモーレ。昇格を掴むためには勝利が絶対条件となる。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Peace
━━【LEAGUE-C】━━━━━━━━━━━
★ リーグC順位表 ★
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▲ UJF.C-矢後選手[68] / COYOTE-大神選手[5]
COYOTE首位浮上
C第13戦 UJF.C vs COYOTE ( 1 - 3 )
UJF.CとCOYOTEとの試合は、勝った方が自動昇格という注目の昇格争い。
開始早々にUJF.Cが石川選手[13]のゴールで先制。コヨーテは立ち上がりの集中力を欠き苦しい展開となった。
しかし試合はコヨーテが随所で強さを発揮。同9分に野田選手[22]から井上選手[48]という代表コンビで同点ゴールを奪い、14分にエース-泊選手[17]のゴールで逆転に成功。
後半立ち上がりには仕返しと言わんばかりに今村選手[14]が追加点。コヨーテが3発快勝でリーグB昇格を決めるとともに首位に浮上した。
[written by Yoshiki Hojo]
▲ Liar’s-木野村選手[34] & 泰川選手[10]
互角の戦い!
C第27戦 Liar’s vs H.Nogata ( 1 - 4 )
ライアーズとヒッグス直方が対戦。試合立ち上がりからライアーズが決定機をいくつも作るが惜しくも決めることができず。徐々にヒッグス直方の攻撃にリズムが生まれ互角の戦いへと発展。前半18分にヒッグスがGKと2対1の状況を作り出し、小木曽選手[89]が先制ゴールを奪った。
ヒッグスは新加入の野村兄弟が躍動し、次々に追加点をあげる。対するライアーズも後半14分にショートカウンターから木野村選手[34]のゴールで1点を返すが、結果的に1-4と差が開いた。決定機の数では互角もしくはライアーズの方が多かったような試合だった。
[written by Yoshiki Hojo]
━━【LEAGUE-D】━━━━━━━━━━━
★ リーグD順位表 ★
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▲ トレッソル-丸山選手[16] / HANGS-山田選手[5]
ゴラッソ炸裂
D第35戦 HANGS vs Trettsol ( 2 - 2 )
ハングオーバーズとトレッソルとの試合では、開始3分にトレッソルのゴラッソが炸裂。右ワイド-丸山啓太選手[16]からかなり長めのアーリークロスが入ると、木下選手[10]はこれをダイレクトで合わせにいく。完璧に芯を捉えたボレーシュートはGKの頭上を超えてから落ちる弾丸シュートとなり、トレッソルが先制した。
ハングオーバーズもコーナーから1点を返すと、前半19分には鈴木選手[29]のミドルが突き刺さり逆転して前半を折り返した。
トレッソルは選手交代を経て迎えた後半、石川選手[13]が交代に応える活躍で丸山選手蒼太選手[8]の同点弾をお膳立て。2-2の引き分けで試合終了のホイッスルとなりました。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Trettsol
▲ 早良NEXT-松尾和紀選手[66] & 岩田選手[30]
快速ウィンガー
D第29戦 Cranky's vs 早良NEXT ( 0 - 2 )
昨季から中々メンバーがそろわず苦戦を強いられているCranky'sと、今節次第では上位通過が可能なFC早良NEXTの対決は、立ち上がりからFC早良NEXTの左サイド田中選手[24]が快速を飛ばしてチャンスメーク。徐々にペースをつかむと、ペナルティエリア内のハンドでPKを獲得。FC早良NEXTの岩田選手[30]が冷静に決めて先制点をあげる。
その後もFC早良NEXTペースで試合が進み、FC早良NEXTが田中選手の折り返しから追加点を奪取。勝ち点を13まで伸ばし昇格への最終戦を迎える。
一方のCranky’sは昨季の降格から調子が上がらず、最終戦に勝利し少しでも順位を上げてシーズンを終えたいところだ。
[written by Makoto Yamaguchi]
▲ Artista-長迫選手[8] / F.monkey-橋本選手[6]
縞々対決
D第31戦 Artista vs F.monkey ( 0 - 1 )
ネイビー/グレーのボーダー-アルティスタと、白/黒ストライプのフットモンキーズが対戦。フットモンキーズは前半いくつかのビッグチャンスを迎えますが、アルティスタの新加入GK-四本選手[15]のファインセーブに阻まれてしまいます。
アルティスタは長迫選手[8]を中心にシュート数を増やしていきますが、フットモンキーズの堅守を前にロングシュートを余儀なくされます。
迎えた後半12分、フットモンキーズがついにアルティスタの牙城を崩し早川選手[11]がゴール。今季最終戦に勝利し、有終の美を飾りました。
[written by Yoshiki Hojo]
▶️ ALONZA ▶️ ANGE ▶️ Avanzar
▶️ BUCHI ▶️ CHUMS ▶️ Esperanza
▶️ Fanky ▶️ FC.FEV ▶️ H.Nogata
▶️ Levantalia ▶️ Libre ▶️ Marista
▶️ Peace ▶️ Red.P ▶️ sheeeemates
▶️ Trettsol ▶️ WEEDS ▶️ Yuimore
▶️ 舞鶴サッカー