2023AWシーズン[第8節]を社領スポーツ広場で開催。リーグS2試合・リーグA1試合・リーグB1試合・リーグC1試合・リーグD1試合の全6試合が行われました。

Libre-金澤選手[4] / チーム舞鶴-松本選手[20]

中盤の支配者

初戦に敗れ出鼻を挫かれる格好となったチーム舞鶴だが、2戦目では3ゴールをあげ快勝。3シーズンぶりの王座奪還に向け、この第3戦目にも勝利してシーズン序盤戦を締め括りたい。対するリブレは今季2連敗と苦戦中。高宮ナイターで日頃から交流のあるBUCHIの前田選手・吉岡選手を今節から二重登録し、連敗脱却を狙いたい。

両チームとも試合立ち上がりは様子を伺いながら慎重な入り。リブレが先にリズムを掴んだかに見えたが、セカンドボールの回収を機にチーム舞鶴が徐々にボールを握るようになっていった。前では松本選手[20]がパスを収めて攻撃の起点を作り、チャンスとあらば自ら仕掛ける。

そして迎えた前半9分。松本選手がサイドチェンジで大きく右へと展開し、中森選手[L(unity)]から木下選手[13]がシュートへと持ち込む。弾かれたこぼれ球を西村空選手[11]がダイレクトでゴールネットへと突き刺した。

後半もチーム舞鶴ペースが続き、1点を返すべくカウンターを狙うリブレ。しかしその思惑はチーム舞鶴-長谷川選手[18]にことごとく潰されてしまう。長谷川選手の鋭い危険察知力と豊富な運動量で次々に攻撃の目を摘み、リブレにリズムを与えなかった。

最後まで均衡したゲームは、前半での1ゴールが貴重な決勝点となりチーム舞鶴に軍配があがった。チーム舞鶴は前半戦の3試合を終え2勝1敗で勝ち点6。堅守を武器に今節もじわじわと勝ち点を積み上げていく。

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▶️ Libre

Esperanza-長岡選手[11] / FEV-八代選手[28]

激闘の再戦

現在2連勝で首位を走るエスペランサと、これが2試合目となるFEVとの昇格組対決。昨シーズンの対戦では激戦の末エスペランサが勝利。互いにリーグ優勝を狙う中で大きな壁となる相手と言って過言ではないでしょう。

前半立ち上がり、エスペランサは絶好調のエース-長岡選手[11]がペナ内への侵入に成功するも、DF4枚に囲まれシュートまで持っていくことができません。互いに集中した守備で、試合はスタートから引き締まっていました。

しかし激しいコンタクトが裏目に出たエスペランサ。前半14分、左サイドを抜けてきたFWの前に入ろうとしたところで相手を転倒させてしまうと、こがファールとなりPKに。キッカー牧嶋選手[16]はGKの逆をついてFEVが先制しました。

1点を追うエスペランサは後半開始から積極的に仕掛けます。度々ビッグチャンスを迎えますが、FEVのDF陣が体を投げ出して懸命に守る。絶体絶命のピンチにも八谷選手[17]のスライディングタックルがチームを救いました。

すると後半15分には前がかりになっているエスペランサの背後を取った久木元選手[32]がエイトリーグ初ゴール。FEVが昨シーズンのリベンジを果たし、エスペランサの連勝を止めました。

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▶️ FC.FEV

★★★OFC-関選手[19] / BUCHI-林選手 [7]

伝統の一戦

エイトリーグ創設から在籍する★★★OFCとブチFC。長くトップリーグを牽引してきて両チームはともにリーグ優勝も経験している。しかしブチFCが2019AWシーズンで一度トップリーグから降格。2022SSの対戦以来3シーズンぶりの対戦となった伝統の一戦です。

スコアが動いたのは前半15分。右サイドでボールを持った長岡選手[12:Esperanza]から、吉岡選手[10]が中で合わせて先制ゴールを決めた。

攻めに出るしかなくなったブチFCだが、なかなか最終局面でシュートを撃ちにいけずもどかしい時間が続いた。するとカウンターから後半11分に★★★OFCがチャンス。長岡選手のラストパスを関選手がお手本の如くコントロールオリエンタード。ニアを消すGKの逆をついて追加点を奪った。

その後もさらに追加点を決め★★★OFCが3点快勝。直近での対決では★★★OFCが3連勝という結果になりました。

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▶️ BUCHI

サイドネットに突き刺したFanky-深堀選手[23]

初勝利

ともに2021SS加入のSSC.チャムスとファンキーによる同期対決。ここ2シーズンは対戦がなく、久々の再戦。これまでファンキーはチャムスに勝利したことがなく、苦手とする対戦相手のひとつです。

しかし今回はそのファンキーがゲームを支配。攻守ともに安定感を発揮し、度々チャムスゴールへと迫ります。ついにネットを揺らしたのは前半15分。左サイドでDFを交わした原口選手[11]選手からグラウンダーでマイナスのボール。ここに深堀選手[23]が走り込み左足でシュートを放つと、芯を捉えたシュートはサイドネットへと突き刺さるゴラッソ。貴重な先制ゴールを決めました。

後半13分には北條選手[5]のクリアボールを瀬戸選手[10:GUEST]が懸命にチェイシングし追加点。ファンキーがチャムスを相手に初勝利を手にしました。またこの試合で大活躍したGUESTの瀬戸選手がファンキーへの加入を決めています。

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▶️ Fanky

Peace.U-光岡選手[78]

得点パターン

今シーズン開幕から2連勝と好調中のライアーズと初戦でユイモーレとの激戦に惜しくも敗れたピースユナイテッドとの対戦。ライアーズは今季初の人数不足による助っ人使用、ピースユナイテッドは当日ドタキャンでの緊急助っ人。チーム運営はなかなか一筋縄ではいかないものです... ピースは会場で他のチームに声をかけて助っ人を確保し試合に臨みました。

均衡を破ったのはピースユナイテッド。前半16分にピースの司令塔-櫻木選手[7]がペナ内で倒されてPKを獲得。光岡選手[78]が代わりにキッカーを任され、先制ゴールを決めました。

後半には開始4分で吉田選手[23]がスルスルと抜け出していって追加点。前節同様の得意な得点パターンで2試合連続ゴールを決めています。