2023SSシーズン[第14節]を社領スポーツ広場および雁の巣その他コートお2会場で開催。リーグS3試合・リーグA2試合・リーグB3試合・リーグC2試合・リーグD2試合の全12試合が行われました。

▲ 先制ゴールを決めたレヴァンタリア池田選手[28]

シーズン初勝利

今シーズン大半のメンバーが就職関係でチームから離れ、新たなレヴァンタリアとして臨んだ23ssシーズンでしたがここまで５戦でわずか勝点１点と大苦戦のなか残留に望みを掛けてこの試合に挑みます。対してアロンザは初戦は厳しい結果で幕を開けたシーズンでしたが新たに若い戦力を補強ともに結果は良好で現在勝点9で３位の位置につけています。

試合は互角の戦いで無得点の同点で迎えた後半開始直後に試合が動きます。アロンザのゴール付近でディフェンダーのボールをペナルティエリア付近で西山選手[25]がカット、これをフリーの池田選手[28]に渡ると冷静にゴールに流し込みレヴァンが欲しかった先制点を奪います。後半9分-アロンザ佐々木選手[25]からのロングのスルーパスに抜け出した高川選手[8]がキーパーと１対１で倒されPKを獲得。このPKを高川選手が左隅に冷静に決めて同点に追いつきます。

同点で迎えた終了間際の後半17分
強烈なミドルシュートを放つと一度はGK八尋選手[24]が弾きますが空かさずこぼれ球に反応した村上選手[45]が押し込み追加点を奪うとこのまま試合終了。土壇場で強豪チームから勝利したレヴァンタリアが今シーズン初白星を飾り残留に向けた大きな勝点３を挙げています。

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▲ 逆転弾Libre-前山選手[11] / 先制点Atlas-廣瀬選手[55]

同年代対決

今節社領スポーツ広場での最終戦は苦しくも大雨の中の戦いとなってしまいました。若い同年代で構成されたチームLibre(4位)とEx.Atlas(8位)の対戦は初対戦の注目の一戦です。

前半は両者とも攻め込み合いが続きますがアトラスの方が若干優勢の展開の中、前半16分橋本選手のからのパスを廣瀬選手がゴール前で受けそのままフィニッシュでアトラスが先制して０−１で前半を折り返します。

後半は逆にリブレのペースの展開で試合が動きます。後半6分に平野選手[21]、7分には前山選手[11]の共に冷静なシュートでゴールで立て続けの得点をあげリブレが逆転に成功します。後半12分にはスルーパスから抜け出した久恒選手[23]がゴールキーパーに倒されアトラスがPKを獲得と思われましたが判定はオフサイド、同点のチャンスは無情にもユニフォームが汚れるだけの結果に。逆に後半17分この日２得点目となる平野選手の駄目押しゴールが決まり３−１で見事にリブレが勝利を収めています。

▲ ２ゴールの活躍フィクサー緒方選手[18]

エマージェンシー

前節今シーズン初黒星を喫した消防士チームACフィクサー(2位)は、初のトップリーグ昇格に向けて順調に勝点を積み重ね勝てば首位に返り咲く大事な一戦。対して降格から前節ようやく初勝利を掴んだKGSM(8位)は連勝で波に乗りたいところ。

１名の選手のドタキャンで急遽10人で戦う緊急事態となったフィクサーは前半終始押し込まれる防戦一方の展開が続きます。前半には徳永選手[24]のクロスを大迫選手[23]が頭で合わせ一度はキーパー大森選手[1]が弾きますが再度頭で押し込みKGSMが先制点を奪い1-0で前半を折り返します。

後半１人少ないままの数的不利のフィクサーは岩本選手[19]をMF→CBにポジション変更をすると流れが大きく傾きます。岩本選手がディフェンスになったことで守備の強度に加え制度の高いロングパスの供給から前半には見られなかったチャンスが何度も訪れます。後半７分と13分には緒方選手の２得点の活躍で逆転に成功。16分に徳永選手のゴールで一時同点に追いつかれるものの18分にはドリブルから抜け出した竹下選手[13]のシュートが決まり勝負あり。点の取り合いとなった試合は２−３でフィクサーに軍配が上がりピンチを切り抜け昇格に大きく近づく大きな勝利を掴みました

クロスに走り込むCHUMS-西村選手[28]

復活のCHUMS

なんとかリーグBで勝ち星をあげたいライアーズと、苦しかった約1年間の停滞期を乗り越え残留争いからも抜け出そうかというチャムスとの対戦。

先制はチャムス。停滞期も常にチームを支え続けてきた男-小川選手[14]が今節もチームを勢い付ける一発。しかしその後はライアーズに押し込まれる展開。ライアーズの良い守備からカウンターで崩され失点。

それでも後半、エース-稗田選手[66]が2ゴールの活躍でリードを取り戻す。1点を返されるが、キャプテン-大谷選手[1]の鼓舞でDFが踏ん張ると、なんとか最後まで逃げ切って3勝目。チャムスが正真正銘の完全復活です。

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▲ SilverGull-西村選手[26] / COYOTE-安本選手[24]

勝負の後半戦

今期こそ自力での昇格を勝ち取りたい現在４位のシルバーガル、対して未だ勝利がないコヨーテ(8位)は降格圏内から抜け出すためにも白星がほしいところ。過去成績は3戦1勝2分とシーガルが勝ち越しています。

試合はお互いに攻め合うも両チーム無得点で前半を折り返します。シーガルは後半に遅れて来たエース井上選手[13]とチームの柱である山口選手[28]を投入すると攻撃に拍車が掛かります。

後半5分-大安選手[99]がミドルレンジからシュートを放ちます。打った本人もキーパーも入るとは思わなかった軌道は見事にゴール右隅に決まりシーガルが先制点を奪います。流れを掴んだシーガルはその後にも井上選手が2ゴールを追加して3-0で完勝を収め、全チームの試合数が並ぶなか昇格圏内3位に順位をあげています。

強烈ミドルを決めたB.Raccoon-田畑選手[17]

キャノン連発

今季初勝利に向けてUJF.Cが今季加入のブラックラクーンを迎える。ブラックラクーンは昇格に向け落とすことのできない大事な一戦。毎度毎度、各選手が様々なポジションに挑戦するスタイルを貫き、今節もティム選手[19]がFWに初挑戦している。

今節も難しい試合運びとなったブラックラクーン。後半に入り不穏な空気を払拭したのは代表の強烈なミドルシュートだった。こぼれ球にいち早く反応した田畑選手[17]のミドルシュートでやっと均衡を破ると、3分後には廣瀬選手[9]が同じような強烈ミドルを立て続けに突き刺した。なんとか勝利したブラックラクーンが2位に浮上している。