2024.4.7
開幕戦 試合結果
いよいよ始まった2024SSシーズン。[第1節]が雁の巣CコートおよびEコートの2会場で開催され、リーグS2試合・リーグA3試合・リーグB2試合・リーグC2試合・リーグD1試合の全10試合が行われました。運にも恵まれ開幕戦は天然芝開催となりました。
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━━【LEAGUE-S】━━━━━━━━━━━
★ リーグS順位表 ★
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▲ FEV-松崎選手[72]
両エース大暴れ
昨シーズン3位-FC.アバンザールと6位-フェブとの対戦でリーグSも幕を開けた。初戦からエイトリーグ最高峰に相応しいハイレベルな戦いとなり、特に両チームエースの活躍は目を引くものだった。
まず個の技量を見せ付けたのはアバンザール-大町選手[7]。昨季得点王に次ぐ5ゴールでランキング2位に輝き、チーム最高記録の3位まで導いた張本人。左サイドで幅を取ってボールを受けると、ハーフライン手前からドリブルを開始。激しくコンタクトに来るDF陣を瞬く間に抜き去り、GKとのデュエルまで持ち込んだ。
しかしゴールという結果で上回って見せたのがフェブの河野選手[92]。前半18分、馬場選手[40]からのロングパスをテクニカルにループシュート。一瞬の出来事に会場が沸いた。さらに後半18分、PKでタイスコアに持ち込まれ悪い流れの時間帯。新田選手[6]からのスルーパスに抜け出すと、トップスピードから繰り出し、尚且つGKのタイミングを外したシュートで勝利を手繰り寄せる勝越弾。
昨季届かなかったリーグ制覇に向け、フェブがいいスタートを切った。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Avanzar ▶️ FC.FEV
▲ TNFC-植田選手[8] / フィクサー-山口選手[10]
王者苦戦
前人未到のエイトリーグ3連覇を成し遂げたTNFC初戦の相手は、昨季も初戦で対戦しドロースタートを切ることとなったAC.フィクサー。今節も立ち上がりからフィクサーがTNFCゴールへと迫り、波乱の幕開けとなった。
フィクサーは前線の選手たちが献身的に走り、果敢にDFラインの背後を狙う立ち上がり。オフサイドラインギリギリで突破すると、GKとの1対1など先制ゴール1歩手前まで脅かした。
また王子野選手[24]のドリブル突破からあわやPKかという位置でのフリーキックを獲得。TNFCの守護神-田畑選手[4]がなんとかピンチを切り抜けたものの、今季こそ優勝争いに名を連ねてくるのではないかという勢いがあった。
しかし窮地を脱したTNFCは前半終了間際に待望の先制ゴール。ラストパスを受けた鈴木選手[11]が強烈なボレーシュートでネットを揺らした。
逆転を狙い前半以上に前がかりに攻める後半のフィクサーだが、TNFCが粘り強い守備からカウンターへと繋げてリズムを作る。すると後半12分、ペナ外右側でフリーキックを得たTNFC。植田選手[8]の左足から放たれたキックは、シュート性のボールがクロスバーを擦りながら直接ゴール。昨季得点王とアシスト王の両者が結果を残しTNFCが白星発進しています。
[written by Yoshiki Hojo]
━━【LEAGUE-A】━━━━━━━━━━━
★ リーグＡ順位表 ★
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▲ べべドール-工藤選手[7]
お手本
リーグAも初戦から注目の好カード。トップリーグ常連のFC.早良とリーグA挑戦にして3度目の正直を果たしたいべべドールが対戦。リーグA昇格のたびに苦戦を強いられてきたべべドールだったが、今季は試合前から氣合いの入り方が違った。
入念なウォーミングアップから試合に臨んだべべドールは前半5分にさっそく魅せる。右サイド-大穂選手[16]からの正確なアーリークロスに合わせた工藤選手[7]。完璧に捉えたボレーシュートで先制ゴールを突き刺した。
続く11分にも新加入の高浜選手[2]から工藤選手で2発目。後半にも自らドリブルで持ち込みハットトリックかという場面も作り出し絶好調。安定した守備で失点もなく、べべドールが初戦で快勝を収めた。
[written by Yoshiki Hojo]
▲ 共歩会-鹿間選手[5]
古巣対決
ここ数シーズンで若返りをみせるウィーズと大躍進を続ける共歩会との対戦。このシーズンオフ期間に共歩会-平山選手[11]がウィーズから共歩会へ移籍。二重登録していた鹿間選手[5]もウィーズを脱退しての初戦で両チームが対戦となった。
前半やや共歩会ペースかに思われたが、両チーム無得点のまま後半へと折り返す。すると後半8分にウィーズの象徴-里村選手[10]が値千金の先制ゴールをねじ込む。ウィーズがリードを得た一方、後半から投入された共歩会の切り札-無津呂選手[22]がGKからのロングボール一本で同点弾。再び試合は振り出しに戻った。
しかしこの接戦を制したのはウィーズだった。後半16分、森田選手[16]のシュートを藤野選手[55]がコースを変えてゴールイン。オフサイドの声も多く上がったが、最終的にはゴールが認められウィーズに軍配があがった。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ WEEDS
▲ Libre-金澤選手[4] / Fanky-塔尾選手[96]
力の差
昨季リーグSで苦戦を強いられ悔しながらもリーグA降格となったリブレと、リーグBでギリギリ昇格を勝ち取ったファンキーとの対戦。
立ち上がりから攻め込まれるファンキーだったが、前半途中まで耐え凌いだ。しかし前半13分にリブレ-池永選手[20]がDF背後へと抜け出しGKも交わして先制すると、ここから怒涛のゴールラッシュが始まった。
足の止まっていくファンキーに対し、攻撃の手を緩めないリブレ。野頭選手[99]、池永選手[20]、前田選手[10]がそれぞれ2ゴールずつ決め、田添選手[8]にも1発が飛び出した。
力の差を見せ付け快勝したリブレ。1シーズンでのリーグS復帰に向けて好調な滑り出しです。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Libre ▶️ Fanky
━━【LEAGUE-B】━━━━━━━━━━━
★ リーグＢ順位表 ★
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▲ 胴上げされるMarista-鈴木選手[10]
6年4ヶ月ぶり
B第1戦 TAKAO vs Marista ( 2 - 0 )
FCタカオとマリスタ福岡が対戦するのは2017AWシーズン以来となる6年4ヶ月ぶりの3度目。エイトリーグの歴史を感じる久々の対戦です。
立ち上がりはマリスタが主導権を握る。高田選手[14]がDF背後を狙ったランニングで度々チャンスを作るが、惜しくもネットを揺らすことができない。
なんとか失点を回避したFCタカオが徐々にボールを保持すると、前半終了間際に山田選手[21]が今シーズン開幕ゴールを決めてFCタカオが先制した。好調の山田選手は後半もマリスタゴールを脅かし続け、後半14分には山田選手のシュートをGKが必死のストップ。しかしそのこぼれ球を鈴木選手[29]が押し込んで追加点を奪った。
2点快勝のFCタカオがマリスタとの対戦成績を2勝1敗と上回りました。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Marista
▲ SilverGull-中竹選手[4] / B.Raccoon-梶田選手[10]
ついに実現
B第2戦 SilverGull vs B.Raccoon ( 2 - 2 )
シルバーガルとブラックラクーンとの対戦がついに実現した。シルバーガルの選手5名が二重登録しているラクーン。普段はチームメイトとして戦っている選手たちとの対戦に試合前からバチバチです。
先制は前半11分にラクーン。野頭選手[99]が左からのコーナーで絶妙なボールをあげると、北條選手[5]が頭で合わせた。GKがかろうじて阻止したこぼれ球を磧選手[8]が仕留めた。
しかし後半に入りシルバーガルがペースを掴むと、西村選手[13]のドリブル突破が冴え渡る。後半8分、10分と立て続けに得点しシルバーガルが逆転したが、ラクーンもまだ諦めていなかった。
後半14分、右サイドをオーバーラップした加藤選手[23]のクロスに大坂選手[28]がダイビングヘッドで合わせ同点。試合は引き分けに終わりました。
[written by Yoshiki Hojo]
━━【LEAGUE-C】━━━━━━━━━━━
★ リーグＣ順位表 ★
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▲ Tra-staレ-井上選手[7] / BRAVO-福山選手[15]
福岡での思い出
C第1戦 Tra-sta vs BRAVO ( 1 - 0 )
トレスタとブラーヴォとの一戦。トレスタは大学を卒業して新社会人となり関東へと旅立つ米津選手[P]と転勤が決まり同じく関東へと帰ることとなった井上悠選手[E]を送り出す最後の試合。ブラーヴォは昨季加盟してリーグDを制覇。今季はステップアップしてリーグCに挑む。
昨季の戦いではブラーヴォが2-0で勝利しているが、今季はトレスタが主導権を握って試合を進めた。真ん中で深堀選手[12]がタクトを振り、トレスタの攻守を繋いだ。
そして後半2分、井上楓選手[7]が放ったシュートのこぼれ球を鈴木選手[40]が押し込みトレスタの決勝弾。勝利で2人を送り出すことができた。
[written by Yoshiki Hojo]
▲ HIGGS-木村選手[91]
ラストパスあざす！
C第2戦 COYOTE vs H.Nogata ( 1 - 2 )
繰り上がりで追加昇格となったコヨーテの初戦は、2023SSシーズン志賀島での屈辱的な大敗以来となるヒッグス直方。26本ものシュートを被弾し13得点。思い出すのも苦痛なスコアである。
しかし今回の試合は五分、もしくはコヨーテが押し込む時間が長かったかもしれない。前半17分には井上選手[48]の強烈なシュートがゴール左上へと突き刺さった。
だが先制はヒッグス直方。前半8分に河本選手[33]から田畑選手[17]が決めると、後半13分にはまたしても河本選手がアシストして追加点。GKも置き去りにしてあとは触るだけという最高のお膳立てに木村選手[91]も思わず「あざす！」と一言。これが決勝点となりヒッグス直方が勝利した。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ H.Nogata
━━【LEAGUE-D】━━━━━━━━━━━
★ リーグＤ順位表 ★
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▲ トレッソル-永山選手[1] / F.monkey-久野選手[7]
3-0の戦い方
D第1戦 F.monkey vs トレッソル ( 4 - 1 )
フットモンキーズとFCトレッソル福岡との対戦では、フットモンキーズがこれまで隠していたかのような好調ぶりで試合立ち上がりからトレッソルを圧倒した。
なんと前半10分で3得点。青柳選手[5]と久野選手[7]のコンビネーションが光った。前半2分で久野選手がGKとのデュエルを制し先制すると、吉本選手[23]も体制を崩しながら追加点。青柳選手のクロスに再び久野選手が合わせて3-0とリード。
しかしリードがある中で守備面での綻びが生じ1失点。課題も残しつつ、後半も新加入-稲永選手[19]のボールキープから手嶋選手[22]がダメ押し点。フットモンキーズが快勝を収めた。
[written by Yoshiki Hojo]
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