2024.2.25
最終節 試合結果
2023AWシーズン[第25節]を雁の巣Dコートで開催。リーグS3試合・リーグA1試合・リーグC2試合・リーグD2試合の全8試合が行われ、今節を持ちまして今季の全日程が終了しました。
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━━【LEAGUE-S】━━━━━━━━━━━
★ リーグS順位表 ★
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▲ DF2人をかわすフィクサー-緒方選手[11]
堂々4位フィニッシュ
S第34戦 Esperanza vs フィクサー ( 0 - 2 )
ともに今季がリーグS初挑戦だったエスペランサとAC.フィクサー。エスペランサは開幕2連勝と好スタートを切り、優勝候補だったチーム舞鶴に3-0で快勝するなど鮮烈なデビューを果たす。フィクサーは2021SSのリーグ加盟から着々と駒を進め、ついに到達したトップリーグ。初戦では前回王者のTNFCに引き分け、波乱の開幕戦となった。
エスペランサは廣瀬選手[9]が就職で神奈川に旅立つことが決まっており、退団前ラストマッチ。勝利で廣瀬選手を送り出すべく氣合いは十分。試合は非常に拮抗した力のぶつかり合いとなり、スコアが動かずに前半の20分が終了した。
試合が動いたのは後半4分。フィクサーが相手ペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。石橋選手[23]がキッカーを務め、GKのが逆を着いて先制ゴールを決めます。
逆転を狙い必死に食らい付くエスペランサですが、攻守の切り替えが早く押し寄せてくるようなプレスに苦戦。なかなかボールを保持をできず、前線の選手へと良い状態でボールを供給できません。それでも平川選手[99]や長岡選手[11]の強さで突破を試み、佐藤選手[50]がテクニックを発揮。
しかし続く同14分、得意のドリブルで度々チャンスメイクしていた緒方選手[11]が追加点を奪って勝負あり。助っ人に参戦していた大物ルーキーも期待通りの活躍をみせ、フィクサーが最終戦に勝利。初挑戦のトップリーグで4位入賞という輝かしい成績を残しました。
[written by Yoshiki Hojo]
▲ 宇田川選手[29]/鈴木選手[11]/小木曽選手[23]
新記録の嵐
S第35戦 TNFC vs FC.FEV ( 2 - 0 )
現在リーグ2連覇中のTNFCが今季も優勝を懸けて最終戦に臨んだ。序盤に苦戦を強いられ順位が伸び悩んだTNFCは、アバンザールとの首位攻防戦にも屈し一度は自力での優勝が絶たれた。しかし再び舞い込んだ優勝の機。対するはエイトリーグ制覇を掲げて参戦し、ここまで上り詰めてきた強豪FC.フェブ。ストレートでトップリーグまで昇格を果たした実力者が3連覇を阻止しにかかる。
前半に風下を選択したTNFCは徹底したハイプレス。鈴木選手[11]を先頭に、宇田川選手[29]や高石選手[24]、助っ人とも連携し敵陣でのボール奪取を狙う。執拗に追いかけ続けたTNFCはボックス内で鈴木選手が倒されてPKを獲得。前半9分ついにTNFCが先制点を奪った。
TNFCの包囲網を掻い潜り最前線の河野選手[92]にボールを集めるフェブは、左サイドからのカットインでシュートチャンスを作る。しかし河野選手が放つシュートの恐ろしさはエイトリーグではかなりの知名度となっており、必ずと言っていいほどに複数枚のシュートブロック。逆転を狙い後半頭から西田選手[24]をFWで投入する作戦に出た。
河野選手が引きつけ、西田選手がDFのギャップでチャンスを作るなど前半よりさらに攻勢に拍車がかかる。あわや同点のピンチを救ったのはTNFCの守護神-田畑選手[4]。絶体絶命の状況下でも冷静に見極めてディフレクションに成功。これが勝敗を分けた大きな転換点だった。
ピンチを乗り越えたTNFCが試合終了間際に鈴木選手の追加点で勝利を決定付けた。今までどのチームもなし得なかった前人未到の3連覇をついに達成。さらに鈴木選手の3季連続得点王も初、植田選手の2季連続アシスト王も初の快挙。TNFC のみなさん本当におめでとうございます!
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ FC.FEV
▲ ALONZA-飯尾選手[4] / Avanzar-小野選手[55]
昨季超え3位
S第36戦 ALONZA vs Avanzar ( 0 - 1 )
前節までは優勝候補筆頭として注目を集めていたアロンザとアバンザール。アロンザは前節不在だった八尋選手[24]に加え多くの主力選手が揃って盤石な体制。対するアバンザールも来季から加入予定の助っ人を含め申し分ない顔ぶれだ。
低い位置からでもビルドアップを試みるアロンザに対し、積極的に前線からプレスを仕掛けるアバンザール。持ち前の高い技術でうまく剥がしていたアロンザだったが、小さな連携のミスが発生。その隙を見逃さずパスカットに成功したアバンザール-秋山選手[8]が自ら先制ゴールを決めた。
前半2分と早い時間帯での失点だったためか焦りを感じないアロンザ。徐々にボール支配率を高めていき同点の機を伺う。後半に入ってもアロンザの攻勢は続き、アクシデントによる負傷退場で10人となったアバンザールにとっては苦しい展開。GKのファインセーブにも助けられながら、必死に1点のリードを20分を守り切った。
勝利したアバンザールが勝点を16に伸ばし3位。1位-TNFCとの勝点差はわずかに「1」。2位-チーム舞鶴には勝点で並び、助っ人数の差で叶わなかったものの得失点では上回った。昨季の4位をさらに上回る輝かしい成績を勝ち取り、アバンザールの歴史を塗り替えた。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ ALONZA ▶️ Avanzar
-----[優勝]--------------
・TNFC
-----[残留]--------------
・FC.ALONZA
・チーム舞鶴
・FC.Avanzar
・AC.フィクサー
・FC.FEV
━━【LEAGUE-A】━━━━━━━━━━━
★ リーグA順位表 ★
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▲ 胴上げされるMarista-鈴木選手[10]
キャプテン卒業
A第36戦 WEST.B vs Marista ( 1 - 2 )
リーグA初勝利をかけてウエストブルーとマリスタ福岡との意地のぶつかり合い。マリスタはこの試合を最後に鈴木選手[10]から池田選手[6]にキャプテンを引き継ぐことを発表しており、最後となる鈴木キャプテンの元なんとしても勝利を掴みたい。
※ この度キャプテンを引き継ぐだけであり、引退はまだしないそうです。引き続き鈴木選手へのご声援よろしくお願いいたします。
そんな強い思いからか前半10分、瀧谷選手[8]が前線でキープし時間を作るとゴール前へふわりとクロスを供給。走り込んでいた池田選手が頭で合わせると、サイドネットへと吸い込まれていきマリスタが先制に成功した。
しかし同16分、川畑選手[S]の縦パスを完璧なファーストタッチで抜け出した篠原選手[17]が同点ゴール。試合を振り出しに戻し前半を折り返した。
後半も非常に白熱した試合は、後半19分にドラマが待っていた。ウエストブルーに流れを持っていかれ守備の時間が続いていたマリスタだったが、苦しい時間を耐え凌ぎ攻勢に転じた。すると右サイドでDFの背後へと突破した鈴木選手からファーに走り込んだ池田選手へとラストパス。新キャプテンへバトンを繋ぐかの如きアシストで決勝ゴールを演出した。
マリスタは試合後に鈴木選手を胴上げし、感謝と労いの言葉を送った。10年間巻き続けたキャプテンマークは次世代へと引き継がれていく。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Marista
-----[昇格]--------------
・Três estrelas OFC
・Copito foot
・Exchange Atlas
-----[残留]--------------
・FC.WEEDS
・Red Phoenix
・FC.レヴァンタリア福岡A
━━【LEAGUE-B】━━━━━━━━━━━
★ リーグB順位表 ★
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-----[昇格]--------------
・べべドール
・Fanky・K・Foot
・共歩会
-----[残留]--------------
・SilverGull_FC
・KGSM
-----[脱退]--------------
・エリア伊都
━━【LEAGUE-C】━━━━━━━━━━━
★ リーグC順位表 ★
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▲ ユイモーレ-小嶋選手[19] / Cranky's-内堀選手[69]
首位独走
C第36戦 Cranky's vs ユイモーレ ( 0 - 2 )
クランキーズとユイモーレ奄美による試合は、クランキーズにとってリーグC残留のかかった大一番。前節でライアーズがユイモーレに初黒星を付けて残留を勝ち取っただけに、クランキーズも食らいつきたい。ユイモーレとしては同じ轍を踏みたくない最終戦。首位昇格は決まっているが、勝って氣持ち良くシーズンを締めくくりたいはずだ。
クランキーズは徳永選手[15]を中心に攻めに転じようと試みるが、ユイモーレの早い寄せに苦戦を強いられる。ユイモーレはCB-岸辺選手[16]がチームを鼓舞し安定した守備を発揮。運動量豊富な前線の選手たちもプレスバックで相手の自由を奪った。
スコアは前半10分に動く。アシストランキング首位に立つ桐山選手[62]が先制のネットを揺らし、今季通算3ゴール目。得点ランキングでも6位タイという好成績を残している。そして後半8分には小嶋選手[19]がエイトリーグ初ゴール。ユイモーレが最終戦に勝利し、他を圧倒して首位での昇格を果たした。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ Yuimore
▲ unity-中森選手[10]の中央突破
有終の美
C第3戦 H.Nogata vs unity ( 0 - 3 )
ヒッグス直方とユニティによるリーグC最終戦。ヒッグス直方は先に行われた試合でクランキーズが敗れたため残留が確定。無常にも前節の結果により残念ながら降格となってしまったユニティとの試合となった。
ユニティは前半開始から勢いのある攻撃を見せ、前半5分に吉野選手[11]が今季3ゴール目で先制点をもたらす。後半4分には中森選手[10]の縦パスを西田選手[S]がボックス前で受けると、一瞬のコントロールで背負っていたDFを剥がし反転してシュート。続く2分後にも甲斐選手[14]が右サイドから仕掛けると、角度のない位置からニアを突き刺すトドメの追加点を決めた。
今季は順位こそ伸び悩んだユニティだったが最終戦に快勝。有終の美を飾った。
[written by Yoshiki Hojo]
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▶️ H.Nogata
-----[昇格]--------------
・ユイモーレ奄美
・Black Raccoon
・Peace united
-----[残留]--------------
・FUKUOKA N.S.FC
・Liar’s
-----[脱退]--------------
・MEVIUS
━━【LEAGUE-D】━━━━━━━━━━━
★ リーグD順位表 ★
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▲ Tra-sta-米津選手[11] / F.monkey-大穂選手[8]
最後の一枠
D第28戦 Tra-sta vs F.monkey ( 1 - 0 )
リーグCへの最後の昇格枠をかけたトレスタとフットモンキーズの直接対決。深堀選手[12]の正確なロングフィードや馬場選手[1]の得意とするクロスなど大きな展開を基盤に仕掛けるトレスタに対し、大穂選手[8]と安岡選手[20]両名を起点としたビルドアップから早川選手[11]へとつなげていくスタイルのフットモンキーズ。互いに好守備が目立ち、試合は最後の最後までもつれ込んだ。
とうとう試合が動いたのは試合終了直前の後半20分。もう本当にラストプレーというところでカウンターに出たトレスタ。バランスを崩されてしまったフットモンキーズはDFの枚数が足りない。馬場選手からのボールを米津選手[11]が仕留めトレスタが劇的勝利!最後の一枠を勝ち取った。
[written by Yoshiki Hojo]
▲ COYOTE-門脇選手[6] / Artista-赤窄選手[51]
COYOTEの再起
D第36戦 Artista vs COYOTE ( 0 - 3 )
アルティスタとコヨーテによるリーグD最終戦。アルティスタは早々に助っ人枠20を使い切ってしまったものの、総力戦でここまで戦い抜いてきた。対するコヨーテは大学卒業を機にメンバー不足に悩まされ、今シーズンから2度目の代表交代。3代目代表となった井上選手[48]がチームを率い、仕事が落ち着き始めたこともあってか徐々に昔のメンバーも戻ってきた。
そんなシーズンの最終戦は、前半3分にPKを獲得。井上選手がキッカーを務め、先制ゴールを決めた。毎試合山口から遥々参戦している泊選手[17]も前半11分にゴール。今季4点目でチーム随一の点取屋が得点ランキング3位タイの好成績を残した。3-0と快勝したコヨーテが4位で全日程を終えた。
[written by Yoshiki Hojo]
-----[昇格決定]--------------
・UJF.C
・Tra-sta
・FC.BRAVO
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