2023AWシーズン[第9節]を雁の巣Eコートおよび社領スポーツ広場の2会場で開催。リーグS2試合・リーグA2試合・リーグB2試合・リーグC2試合・リーグD2試合の全10試合が行われました。

BUCHI-瀬戸選手[10] / Ex.Atlas-橋元選手[38]

今季初白星

ブチとEx.アトラスとの対戦は今回で2度目。両チームはちょうど一年前の2022AWリーグBで初めて戦った。今シーズンはともに2戦2敗という苦しい状況で迎えた3試合目。初勝利をかけてこの一戦に臨んだ。

ここ2試合では互いに無得点ということもあり、どうスコアが動くかが焦点となる今節だった。しかし試合開始わずか1分、早くも動きがあった。Ex.アトラスはFWの平川選手[9]にボールを当てると、ダイレクトで相手CBのギャップを突く。ここに走り込んだ田添選手(Libre)が完璧なコントロールでGKとのデュエルに持ち込み、先制のネットを揺らした。

前節に引き続きまたしても追う展開となってしまったブチはリスクをかけて得点を狙いにいくが、最終的に3ゴールを奪われ大敗。Ex.アトラスは待望の今季初勝利を手にしています。

------------------------------
チームの公式Instagramはこちら
▶️ BUCHI

Fanky-野頭選手(ラクーン) / SilverGull-朔晦選手[99]

兄貴参上

シルバーガルとファンキーとの対戦も2022AWリーグCでの戦い以来2度目。得点ランキング首位を走る井上選手[11]とアシストランキング首位を走る西村選手[13]を擁するシルバーガルと、1シーズンでのリーグA復帰を見据え戦力増強中のファンキーどちらに軍配が上がるのか。

ファンキーは前節の試合でGUEST出場し今節から新加入の瀬戸選手[10]が、新たにGUESTで実の兄を招集。その兄が早速ゴールという結果で弟に威厳を示した。

ゴールシーンを振り返ると、じっくりとDFラインでボールを回しビルドアップしていくファンキー。小木曽選手[6]がDFとGKとの間にふわりと落とすと、そのタイミングでフェイクを入れた瀬戸兄がDFを振り切った。GKの立ち位置を確認するや、選択したのはループシュート。兄弟ともにエイトリーグ初参加の試合でゴールを決め、兄も加入を前向きに検討している。

------------------------------
チームの公式Instagramはこちら
▶️ Fanky

ZURUMAI-江内谷選手[33] / CHUMS-小川選手[14]

心温まる一戦

まずは前半5分、チャムスがテンポ良く左サイドを崩すと、三室選手[11]からのクロスに西村選手[28]が合わせて先制。お手本のような綺麗なゴールが決まった直後の同6分には楢﨑選手[69]が追加点を奪い大盛り上がりのチャムス。このチームの雰囲氣の良さは最後尾からずっとチームを盛り上げている大谷選手[1]の賜物。

しかしズルマイも負けていない。前半9分には本職GKの飯塚選手[9]がゴールをこじ開けると、こちらも本職GKの渡邉選手[5]がセンターサークル付近から強烈なミドルシュート。こうしたひとつひとつのプレーをピッチ内では互いに称え合い、ベンチからは温かい声援が送られる。

試合そのものは熱い接戦で、両チームともに勝利に向けて一生懸命。しかし一切の敵意を感じない。表現は難しいが、観ていてなんとも心温まるような、そんな一戦でした。

------------------------------
チームの公式Instagramはこちら
▶️ CHUMS

B.Raccoon-廣瀬選手[9] / 小倉選手[26] / 小木曽選手[66]

さっきの敵が今は味方

F.N.Sとブラックラクーンとの初対戦は、キックオフから良い入りを見せたF.N.Sが前半3分と早い時間帯に先制に成功。右サイド深くからのクロスが起点となり、今節から復帰登録した城間選手[14]が早速ゴールを決めた。

しかしここからブラックラクーンがどんどん調子をあげていき、前半11分に小倉選手[26]スルーパスに抜け出した小木曽選手[66]が同点ゴール。同17分に小倉選手の追加点で逆転に成功すると、後半2分には小倉選手の真骨頂とも言えるボール奪取から3点目を演出。ブラックラクーンが今季3勝目を挙げた。

今節のブラックラクーンのスタメンのうち、7名もの選手が直前に行われたシルバーガル対ファンキー戦に出場していた。シルバーガルに3名と、ファンキーに4名。さっきまで対戦相手として戦った相手が、その終わった数分後には仲間としてサッカーをしている。エイトリーグでしか味わえない楽しみのひとつではないだろうか。

COYOTE-宮津選手[7] / UJF.C-矢後選手[8]

RESPECT

2連勝と好調な滑り出しのUJF.Cと、こちらも初戦白星スタートに成功したコヨーテとの対戦。

試合は終始バチバチの激しい展開。UJF.Cはここまで2得点とチームの勝利に大きく貢献していきた石川選手[13]が今節もキーマン。FWでの出場となり果敢にシュートを放っていくが、なかなか仕留めることができない。

コヨーテは前代表の野田選手[P]が久々にGUESTとして出場。初代代表・前代表・現代表の3名が揃ってピッチに立った。井上選手[48]がCBからゲームを作るが、残念ながら最後までゴールをこじ開けることができなかった。

試合はスコアレスドローで終了したものの、互いに無敗を維持する結果となった。

BRAVO-池田選手[3] / 早良NEXT-GUEST[7]

深まる結束

互いに3試合目を迎えた早良ネクストとブラーヴォ。今季新加盟したばかりのブラーヴォは試合を重ねるごとにプレーのキレも運動量も増している。ピッチ内だけでなく、チームとしての一体感も深まりを感じ、とても良い雰囲氣になってきた。

前半10分に溝越選手[7]のシュートが決まりブラーヴォが先制。早良ネクストにほとんどシュートを揺るさず試合をリードしていたが、ワンチャンスを決められてしまい同点に追い付かれてしまった。

早良ネクストにとっては前半途中で松尾選手[14]の予期せぬ負傷交代という苦難を乗り越えた貴重な勝点1。FKを生かした岩田選手[30]の強烈なシュートがチームを救った。