2023AWシーズンがついに開幕！ [第1節]が雁の巣Eコートで開催され、リーグS2試合・リーグA2試合・リーグB2試合・リーグC1試合・リーグD1試合の全8試合が行われました。

チーム舞鶴-松本選手[20] / Esperanza-南選手[23]

波乱の幕開け

1シーズンでトップリーグへの復帰を果たしたエスペランサ。ここ3シーズンTNFCとの優勝争いを繰り広げている強豪チーム舞鶴との開幕戦に抜擢され、初めてリーグSの舞台に立った。

エスペランサは昨シーズンからぐんぐんと調子を上げ、特に攻撃陣の活躍が目覚しい。また一旦は離れていたチーム創設当時のメンバーが少しずつ戻ってきたことも相まって雰囲氣も良く、試合への参加率も高い。新シーズンの開幕に合わせてさらに中山選手と元モナムールの川島選手を補強。初戦から大波乱を巻き起こした。

今季こそ王座を奪還したいチーム舞鶴が開幕一番から登場。序盤戦での敗戦が悔やまれた昨シーズンの結果を受けて、初戦からギアを上げたいと話していた馬場代表。下部組織のZURUMAI、unity.FCから鈴木選手と坂口選手を追加登録して挑みました。

激しい乱打戦になった今季の開幕戦。開幕ゴールを決めたのは絶好調のエスペランサ-長岡選手[11]。平川選手[99]との2トップはFWの鏡とも言えるほどゴールに貪欲。この開幕ゴールも平川選手からのラストパスに長岡選手が抜け出して奪ったものだった。

チーム舞鶴も負けじとエスペランサゴールに迫り、決定機も度々あった。木下選手[13]がペナ角から豪快なシュートを放ち、松本選手[20]は右サイドからのクロスに右足一閃。しかしクロスバーに嫌われ、GK-木下選手[1]のファインセーブに阻まれ、チャンスをモノにできなかった。

後半に入り試合を決定づけたのはエスペランサ。前線から圧力をかけ続け相手の連携ミスを誘発し、さらに2点を加点。最終的にクリーンシートで試合を終え、守備面でもトップリーグで十分に戦えると確信。2023AWシーズンの開幕戦を劇的勝利で飾った。

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▶️ Esperanza

フィクサー-長舟選手[12] / TNFC-鈴木選手[11]

台風の目となるか

2021SS加盟のAC.フィクサーが着実にコマを進め、ついに辿り着いたトップリーグ。現在2連覇中の昨シーズン王者TNFCがさっそく初戦を迎えた。

ロングボールを多用し互いに牽制し合う試合立ち上がりから先にペースを掴んだのはフィクサー。DFラインを下げさせることに成功。セカンドボールを回収しスペースのできた左サイドでボールを落ち着かせると、この流れから前半10分に満たないところでフィクサーに絶好のチャンス。

サイドの局面で数的有利な状況を作り出し、フリーでクロスを上げる。この仕掛けが次々と決まり、2シーズンでわずか3失点のTNFCに対し攻勢を維持。クロスバー直撃のシュートも炸裂するなど前半戦を完全にリードした。

エンドが変わって迎えた後半7分、ついにフィクサーが先制ゴールを奪う。やはり左サイドからのクロスが起点となり、オフサイドラインの駆け引きをしながら抜け出した草場選手[7]がフリーでGKとのデュエル。ファーストタッチで完璧な置き所に収めた時点で勝負あり、冷静に逆サイドへと流し込んだ。

負けるわけにはいかないと奮起したTNFCイレブンも反撃に出る。リスクを負いながらもオーバーラップを仕掛けたことで、やっとチャンスを作ることができた後半16分。小木曽選手[15]が右サイドで縦に仕掛けてクロスを供給。ニアで1枚潰れて、ファーから走り込んだ鈴木選手[11]がネットを揺らし同点に追いついた。

TNFCに流れが傾き猛攻を仕掛けたが追加点を奪えずに試合終了のホイッスル。終盤こそTNFCがらしさを発揮したが、改めて振り返ってみてもフィクサーが完全に圧倒したゲーム内容だった。

エスペランサがチーム舞鶴を撃破し、フィクサーがTNFCを圧倒するという、新シーズン開幕初日から昇格組が大健闘。さらにはもうひとつの昇格チーム-FC.FEVも控えている。この3チームが今シーズンの行方を大きく揺るがす台風の目となるのだろうか。

WEEDS-早川選手[16] / levan-田邉選手[17]

補強の夏

この夏で続々と補強したウィーズがリーグSを経験したレヴァンタリアと対戦。今シーズンかなりハイレベルな戦いが予想されるリーグAも幕を開けた。

ウィーズはこの夏期間に3名を新規登録し、今節の開幕戦に揃えてきた。中でも宇美FCからの刺客-太田選手[22]には攻撃の起爆剤として大きな期待がかかっている。

その太田選手が前半8分と早い時間帯で平山選手[20]のゴールをお膳立て。早速アシストで結果を出し、チームの勝利に貢献した。

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▶️ Levantalia

★★★OFC-関選手[19] / Marista-水谷選手[22]

★★★OFC初勝利

TNFCから徳永選手[13]が移籍し、さらに崎田選手[88]が電撃加入に至った★★★OFC。★★★OFC史上初となるトップリーグ以外での戦いの相手は因縁のマリスタ福岡。マリスタ福岡との対戦成績は8戦6敗2分で未だ勝利したことがないチームとあり、★★★OFCにとって今節は大事な一戦である。

攻撃力が持ち味の★★★OFCは前半15分に崎田選手がデビュー戦ゴールを決めて先制。後半にも吉岡選手[10]がふたつ目のアシストで関選手[19]が追加点。終了目前で瀧谷選手[89]の強烈な一撃で反撃されたが、リードを守り切った★★★OFCが勝利。マリスタ福岡に初めて勝利した記念すべき試合となった。

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▶️ Marista

べべドール-坂口選手[20]

復活の新

リーグA挑戦のタイミングで主力の転勤や怪我での離脱が相次ぎ、毎回不完全燃焼に終わってしまうべべドール。リーグBから再出発となる初戦は、ついにリーグB昇格を果たしたエリア伊都FCレジェンズ。40名というエイトリーグトップクラスの選手登録数を誇るエリア伊都において、昨今頭角を表す若手が増えてきている。

拮抗した展開の中、ゴール前でのルーズボールを岩田選手[4]が押し込み先制したべべドール。リードを得たべべドールは後半4分、長期離脱していた闘将-小野尾選手[17]をとうとうピッチへ送り出す。その直後に坂口選手[20]の高い高いヘディングシュートが決まり、小野尾選手の復活を祝う追加点。べべドールが白星発進です。

SilverGull-井上選手[11]がハットトリック

勝利の方程式

FC.TAKAOとシルバーガルとの対戦は2019AWシーズン以来の約4年ぶり。18SSでの初対戦と2度目の対戦ではシルバーガルが連勝、最後にTAKAOが勝利しシルバーガルの2勝1敗。今節が4度目の対戦となる。

試合が動いたのは後半8分。中央を仕掛けた西村選手[13]から井上選手[11]へのラストパスが通りシルバーガルが先制。PKで1点を返されるも、この日はシルバーガル伝統のホットラインが絶好調。西村-井上コンビでさらに2点を奪い、井上選手がハットトリックを達成。

激しい撃ち合いを制し、シルバーガルが初戦に快勝しました。

Liar’s-森山選手[19]

待望の瞬間

リーグCから心機一転再スタートを切るライアーズとリーグC初挑戦のラクーンが対戦。ライアーズが押せ押せムードの中、その雰囲氣に呑み込まれたラクーンが苦戦を強いられる。

前半14分、オフサイドラインギリギリで左サイドを駆け上がった内川選手[12]がゴール。これが決勝点となりライアーズが見事勝利を収めた。これがBLACKのユニフォームでの初勝利！また昨シーズンの最終戦に続き、久々の2連勝。この勢いそのままに次節も勝利し、ライアーズ史上最高記録タイに並ぶ3連勝を狙いたい。

3点目を決めたトレッソル-丸山選手[16]

トレッソル歓喜

リーグDの開幕カードは早良ネクストとFCトレッソル福岡。この試合でトレッソルはチーム最多となる4得点を奪い、新シーズン好スタートを切った。

まずは前半3分、永瀬選手[0]が先制ゴールを決め先陣を切った。するとベテランの活躍に負けじと若手も奮闘。両サイドハーフの丸山選手[16]、牧野選手[11]が立て続けにゴールを奪った。

さらに後半開始早々、石川選手[21]の豪快なシュートが決まりトレッソルが快勝しています。