2023SSシーズン[第3節]を雁の巣その他コートおよび社領スポーツ広場の2会場で開催。リーグS3試合・リーグA3試合・リーグB2試合・リーグC3試合・リーグD3試合の全14試合が行われました。

ALONZAの4点目：大鳥選手[5]

表裏一体

リーグS第3戦では'19SS王者-FC.アロンザと'22SS王者-チーム舞鶴のチャンピオン対決を迎えました。しかしアロンザは試合2日前の時点で選手が4人しか集まっていない危機的状況。なんとか11人を揃え試合に漕ぎ着けました。

前半は互いに決定打を繰り出せず、長く探り合いが続きました。そんなゲームが動いたのは前半19分。ワイドに張ってボールを受けたアロンザ-中元選手[20]が縦に突破。深い位置からのクロスに新加入-石岡選手[6]が合わせてゴールを奪いました。

新加入3名とMAX5名の助っ人で試合に臨んだアロンザでしたが、時間と共に噛み合っていく歯車。チーム舞鶴-西村選手[11]の強烈な一発を被弾したものの、後半はアロンザのショータイムと言わんばかりのコンビネーションを披露して得点を重ねました。

アロンザが1試合で5得点を奪ったのは2019年12月以来32試合ぶり。逆境を乗り越えたアロンザがチャンピオン対決を制しました。ピンチとチャンスはまさに表裏一体。

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▶️ ALONZA

2試合連続2ゴールのLibre-西田選手[14]

復調の兆し

昨シーズン3位のFC.早良が今シーズン初戦を迎え、一足先に開幕白星をあげたリブレと対戦。県リーグ-パスチャライズ所属の選手も多いFC.早良は活動日程と被ってしまい主力選手数名を欠く一方、リブレは今節もしっかりメンツを揃えてきました。

ここ半年で高宮ナイターへの参加率が高くなっているリブレの選手たちは、昨シーズンの課題とも思えた運動量の低下が改善。持ち前の高い技術に走力が加わり、前節に引き続き前線からの連動した守備がうまくハマっていました。特に田添選手[8]の攻守における存在感は大きく、FC.早良はなかなかリブレの中盤を突破することができずに苦しめられました。

そして前半12分、リブレがついに先制します。左サイドを打開したエース-西田選手[14]が角度のないところからシュートを放つと、DFの足に当足りながらもネットを揺らすことに成功しました。

後半は完全にリブレが主導権を握り、FC.早良は必死に耐える時間が続きました。その後半10分、中央でフリーになった野頭選手[7]が相手を惹きつけて西田選手にパスをつなぐと、GKとの1on1 になり追加点。2連勝のリブレより西田選手から「リーグS初代チャンピオン、そして初代得点王を狙います」という熱いコメントをいただきました。

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▶️ Libre

マリスタの新DFリーダー-磧選手[88]

呼応

ウィーズが3シーズンぶりにリーグA昇格を果たし久々の対戦となったウィーズ対マリスタ。ウィーズの強力なFW陣に対し、マリスタ新加入の磧選手[88]が的確な対応。マリスタに新たなDFリーダーが誕生し、得点を許しません。

するとマリスタは守備陣の後押しに攻撃陣がゴールで応えます。前線からプレッシャーをかけると米倉選手[11]がボール奪取に成功。素早いショートカウンターで左サイドへ展開し碇選手[2]がクロスを供給。鈴木選手[10]が頭で合わせてネットを揺らしました。

これが決勝点となり勝利したマリスタ。今後更なるチームの調和に期待が膨らむ試合になりました。

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▶️ Marista

2点目を決めた竹下選手[13]と長舟選手[12]

リベンジ

昨シーズン初対戦し、2度目の対戦となったブチFCとAC.フィクサー。DFのギャップをつくスルーパスで王子野選手[24]が抜け出すと、岩本選手[19]が中で合わせてゴール。開始わずか1分で先制に成功しました。

ブチも度々相手ゴールへと迫りますが、決定機を決めることができません。

後半9分には左サイドから王子野選手がトウキックで絶妙なスルーパスを配給。竹下選手[13]がコントロールから素早い一振りで突き刺しリードを広げると、試合終了間際にもダメ押しゴール。フィクサーが開幕2連勝とともに、昨季のリベンジを果たしました。

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▶️ BUCHI

Liar’sの守護神-馬込選手[23]

新ユニ披露

ライアーズがリーグBに初昇格を果たしたことで待望の初対戦となったウエストブルー対ライアーズの一戦。ライアーズはユニフォームを新調し、今季よりホームがBLACK、アウェイがGREENとなります。守護神-馬込選手[23]も駆け付け、新ステージ挑戦へのライアーズの意気込みが感じられます。

同世代での対決ということもあり白熱した試合。ライアーズがやや主導権を握る形で試合が進みますが、ウエストブルーも上位リーグで戦ってきた意地を見せます。両者ともに守備での活躍が目立ち、スコアレスドローで試合終了。特に攻撃の芽を摘んでいたライアーズ-坂口選手[13]がMVPに選出されました。

ハットトリックを達成したF.N.S-松尾選手[26]

ロケットスタート

FUKUOKA N.S.FCと早良ネクストとの初対戦。選手層の厚いF.N.Sは今節も3選手がサブに控え、出場機会を待ちます。

前半、F.N.Sは若手選手たちの活躍が目立ちました。前半9分に中央での攻防を制した松尾選手[26]がゴールを決めると、立て続けに坂本選手[5]が追加点。さらに松尾選手がハットトリックを達成し、4点リードで前半を折り返します。

すると後半は高森選手[6]が2ゴール。若手に引けを取らない裏への抜け出しでゴールを奪いました。合計6得点のF.N.Sが初戦快勝。幸先のいいスタートを切りました。

チーム初ゴールを決めた池口選手[25]

パスで翻弄

今季新加盟の5チーム目フットモンキーズがついに初戦を迎えました。UJF.Cとの試合は、下からビルドアップを試みるフットモンキーズに対してUJF.Cが積極的にプレスをかけて行くという構図。

前半はUJF.Cのプレスに苦戦する場面の多かったフットモンキーズでしたが、修正を加えながら徐々にプレーエリアを押し上げて行きました。迎えた後半12分、相手の頭上を超えて背後を狙うと、コントロールしたところで後ろから倒されてPKを獲得。これを池口選手[25]が確実に決め、チームのエイトリーグ初ゴールとなりました。

反撃を試みるUJF.Cですが一歩及ばず、フットモンキーズに軍配が上がりました。

決勝ゴールを決めた武田選手[29]

舞鶴3rd始動

新加盟チームラストはチーム舞鶴、ズルマイに次ぐ3rdチームのユニティFC。舞鶴グループでの学生主体チームとして発足し、初戦はトレスタとの対戦となりました。

前半3分に中森選手[25]がユニティ第1号ゴールを決め先制しますが、その後はなかなかチャンスを作れません。逆に押し込まれる時間が続くと、後半4分に同点ゴールを決められてしまいました。

それでもその6分後、ゴールラインギリギリのところを武田選手[29]が押し込み、ゴールが認められて再びリード。ユニティが接戦を制し、初戦を勝利で飾りました。