2022AWシーズン[第21節]を雁の巣レクリエーションセンターで開催。リーグA2試合・リーグB3試合・リーグC3試合・リーグD4試合の全12試合が行われました。

▲ 決勝点をあげたマリスタ小林選手[17]

土俵際の戦い

降格に崖っぷちのマリスタ(9位)は、残り2戦全勝に加えて他チームの結果次第で残留が決まる"自力での残留を決めることが出来ない"状況化でも僅かな希望に掛けて勝利を狙います。

対して既に降格が決定してしまったエスペランス(8位)もまた降格は確定したものの最終戦を勝利で飾るべく自分たちの誇りをかけて試合に臨みます。

そんな両者の戦いは見応えある熱い試合になりました。マリスタがチャンスを多く作る中でエスペがスピードを活かしたカウンターで決定期を作るという展開が続きますが、なかなか得点を割ることができません。まるで集中力が途絶えた方が負けのような試合展開はまさにその通りの結末を迎えます。

後半12分GK池田選手[1]のロングフィードから小林選手[17]が持ち込みディフェンダーを交わしたシュートが見事にサイドネットに決まりマリスタが待望の先制点を奪いこのまま試合が終了。

首の皮一枚繋がる結果に一喜一憂のマリスタは終了後の集会でチームの士気が上昇、より団結した状態で次節最終戦を迎えます。

本試合はTNFCの違反行為により★★★OFCの不戦勝と変更になりました。

塚田選手[23]がハットトリック達成

今が上げ潮

昨シーズンはチーム歴代最低順位に沈み、解散の危機に直面したFC.ウィーズ。しかし「このチームで頑張りたい」という若手の想いで再出発。2シーズン目となったリーグBも残すところ2試合となりました。昇格の可能性も残っているだけに、その望みを繋ぐためにも負けるわけにはいきません。しかし大事な試合を目前にして急に強まる雨足。ピッチコンディションが悪化する中、初対戦となるSSC.チャムスを相手に迎えました。

緩くなったグラウンドに足を取られ苦戦する両者でしたが、先制に成功したのはウィーズ。前半7分、里村選手[10]と塚田選手[23]のホットラインでネットを揺らします。しかしその4分後、チャムス-久野選手[22]の放ったクロスっぽいロングシュートがうまく決まり試合は振り出しに戻ることになりました。

同点のまま後半途中まで均衡状態が続きましたが、不穏な流れを払拭したのはウィーズのエース-塚田選手でした。後半14分にはPKを獲得して勝ち越し。さらに試合終了間際、コーナーキックのチャンスでダメ押しの3点目。ハットトリックでチームを勝利へと導きました。

この勝利でウィーズの5位以上が確定。昨季の順位を上回ることができました。しかしこの上げ潮はまだまだ続きます。次に満潮に達したとき、そのときこそウィーズがリーグ制覇を果たすときです。

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2得点で流れを作った木下選手[9]

掴みが大事

降格の危機に立たされているFCタカオとウエストブルーとの対戦が行われました。ウエストブルーが1試合少ないものの、互いに勝点6で降格圏内。残り2試合しか残されていないFCタカオは、今節負けてしまうと絶体絶命。今節に懸ける思いはひとしおです。

試合の入り、グラウンド状況を考慮してショートパスへの注意喚起を呼びかけたFCタカオ。その掛け声とは裏腹に、速攻でシュートパスを繋ぐ天邪鬼なプレーでひと盛り上がりをみせます。しかしこの和やかな雰囲気が功を奏したのか、木下選手[9]のゴールでFCタカオが先制。立ち上がり5分でリードに成功しました。

すると続く2分後、再びFCタカオにチャンス到来。右サイドから鈴木選手[10]がサイドチェンジすると、井上選手[15]がダイレクトで折り返し。再び木下選手のシュートで追加点を獲得し、リードを広げました。

前半での2得点で試合を優位に進めたFCタカオは、試合終了間際にも大井選手[7]がダメ押しゴール。見事勝利をおさめ、勝点を9に伸ばしました。

FCタカオの勝利により残留争いは大混戦。5位から9位までの5チームで残留の3席を奪い合う争いがまだまだ続きます。

PKストップで大活躍の深堀選手[14]

悲願のAまであと「1」

リーグA復帰に向け残された試合は2つとなったコピート。今節の対戦相手は上位に位置する新星Ex.アトラス。今シーズンのリーグB昇格組3チームの中で、唯一上位争いに絡んでいるEx.アトラスは現在2位。首位FC.アバンザールを追走する新星が2021SS王者に立ち向かいます。

好スタートを切ったのはEx.アトラスでした。開始からわずか2分でエースの平川選手[9]がゴールを決め先制。続く4分には平川選手をオーバーラップした秋月選手[89]が追加点。Ex.アトラスが開始4分で2点のリード得る波乱の展開となります。

しかしこの後、コピートも持ち前の攻撃的なサッカーを展開。流れは一気にコピートに傾きました。するとシュート数も増えてきた前半7分にコーナーキックのチャンス。阪口選手[21]のボールに安田選手[20]が頭で合わせて1点返しました。

前半の流れを断ち切りたいEx.アトラスですが、後半立ち上がりにPKを献上してしまいます。試合をひっくり返されかねない絶体絶命のピンチ。しかしこれをGK-深堀選手[14]が見事セーブしてみせました。GKのファインプレーに後押しされたEx.アトラスはその直後に岩木選手[3]のヘディングシュートで3点目。GKの活躍が勝利を手繰り寄せました。

勝利したEx.アトラスは勝点を12に伸ばし首位と並びました。勝利こそ逃したコピートですが、まだ昇格の可能性が断たれたわけではありません。しかし降格の可能性もまだ潜んでいる状況。運命の最終戦は同じく昇格を狙っているべべドールとの決戦になります。

弥頭選手[91] vs 吉田選手[22]

今季初白星

9位-F.N.Sと6位-エリア伊都が対戦しました。試合立ち上がりに一際輝きを放ったのがF.N.S-松尾選手[26]。石橋選手[8]からのスルーパスに抜け出すと、スピードを生かして縦に突破。わずか開始3分で先制ゴールを奪いました。

その後は均衡した展開が続き、次にスコアが動いたのは同17分。最終ラインを高めに設定するエリア伊都に対し、サイドの深い位置を積極的に狙うF.N.Sが今度は右サイドから攻撃。GKとDFの間に放り込んだクロスに逆サイドから侵入すると、オウンゴールを誘発して追加点が生まれました。

さらに試合終了間際には松尾選手の粘り強い守備が効き、敵陣内でボールを奪取。シュートカウンターで弥頭選手[91]がクロスを供給し、石橋選手が仕留めました。

終始良い雰囲気で試合を進めたF.N.Sが見事勝利。その雰囲気作りの影には先輩選手たちの絶え間ないプラスの声掛けがありました。

▲ 今節2得点の活躍R.Phoenix-高橋選手[9]

昇格王手

この試合で勝てば昇格に大きく近づくレッド・フェニィクス(3位)と負ければ昇格の可能性が途絶えてしまうシルバーガル(7位)の明暗を分ける戦い。

共に永らくエイトリーグに所属するチームながら対戦自体は以外にも今回で2戦目、初戦は前シーズンのリーグBでレッドが勝利を収めましたが辛くもお互いにリーグBから降格した同士の対戦となります。

試合は開始からレッド新戦力の愛真組で細かく繋ぐスタイルでチャンスを量産、現得点ランキングトップを走る宗廣選手[33]の連続ゴールと高橋選手[9]のゴールで3-0と前半で突き放します。

後半にも高橋選手とエース河本選手[10]のスーパーゴールで追加点。ディフェンダーのミスから危い場面も何度かありましたが、5-0とレッドが見事に完勝を収め昇格に王手をかけています。

負けたシルバーガルは窮地に立たされ、最終戦は降格を掛け絶対に負けられない戦いとなってしまいました。

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柴田選手[4] vs 釜野選手[11]

世代交代

10位-コヨーテと8位-FC.レヴァンタリア福岡Bが対戦。メンバーが揃って助っ人なしで試合に臨むコヨーテですが、守護神-藤吉選手が不在のため野田選手[22]が代理を務めます。対するレヴァンBは逆に珍しく助っ人を起用。来年度の新体制に向けて、新しいマネージャーも参戦していました。

前半は一進一退の攻防。コヨーテは果敢にDFの背後を狙い、隙あらばシュートを狙っていきます。しかし両チーム決定打を放つことはできずに前半を折り返しました。

後半に入りレヴァンBが調子をあげてきました。迎えた後半8分、東堤選手[44]のシュートが決まり待望の先制点。流れをモノにしたレヴァンBが畳みかけ、加川選手[26]の追加点で勝負を決めました。

これで今シーズン2勝目をあげたレヴァンB。引退する4年生のあとを継ぎ、自分たちの代での貴重な1勝目を勝ち取りました。

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松尾選手[2] vs 西村選手[92]

親子総力戦

6位-クランキーズと4位-早良ネクストの対戦。両チームが対戦するのは今節が初めてとなります。

クランキーズは昨シーズンあたりから絶賛ベビーラッシュ中。今節も赤ちゃん連れのママや妊娠中のプレママが応援に駆けつけていました。子どもの応援を力に変えて、新米パパたちが奮闘。

対して早良ネクストは親子でチームに在籍。さらに同じサイドでプレーし、左サイドを駆け上がった松尾(息子)選手[2]に松尾(父)選手[6]がサポートに行く場面などもありました。

親子の力同士がぶつかり合った試合は互いに一歩も譲らずスコアレスドローに終わりました。

▲ スーパーアシストで貢献共歩会-石田選手[9]

躍進共歩会

前シーズン曰付きの対戦から今節は事前確認を怠りお互いに白アウェーユニフォームで被ってしまうハプニングの中で行われた試合。

UJFC(9位)は年々チームの年齢層が上がるなか4名の若手選手を補強、一方共歩会(8位)も今節も新たに選手を加えお互いに適応力が鍵を握る戦いとなりました。

前半開始早々にエイトリーグ初ゴールとなる白澤選手[6]が先制点を決めると15分には石田選手[14]の完璧なアーリークロスを石橋選手[28]が冷静に流し込み、今までチームを支えてきた選手の活躍もあって共歩会が２点のリードで前半を折り返します。

後半追いつきたいUJF.Cは”ジャンボ”こと中島選手[21]が早々に1点を返しますが反撃もここまで、共歩会が見事な試合内容で今節は文句なしの勝利を収め順位を1つ上げて7位に浮上。

リーグ加盟からなかなか勝利に届かなかった中で補強と試合を重ね力をつけてきた”共歩会”来シーズンはリーグDにとって驚異となるチームになる事でしょう。

▲ 今節2ゴールの活躍 #宗廣選手[9]

待望の昇格

今節の試合で早良NEXTが引分けたことで勝てば昇格が決定するヒッグス(3位)は３連敗と低迷中のアルティスタ(7位)と対戦。

安定した試合運びで終始攻め続けたヒッグスが宗廣選手[9]の2ゴールを含む合計6得点をあげて快勝を収めると同時に3位以内が確定、1試合を残し待望の昇格を決めました！

有冨指揮官のもとメンツ的には上部リーグでも十分に通用するメンバーを抱えながら苦戦してきたヒッグス。今シーズンは絶対昇格を目標に戦ってきただけあって喜びもひとしおでしょう。結果は関係なしにチームで試合を楽しむ姿はリーグの模範となる側面も見せてくれました。リーグCでももり立てに期待しています！

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シュートを放つ小屋野選手[10]

破竹の勢い

まだ昇格の可能性も残されているSC.ハングオーバーズがいち早く昇格を決めた太宰府市役所サッカー部と対戦。圧倒的な強さでここまで連勝を重ねてきた太宰府FCですが、今節はSC.ハングオーバーズに出鼻を挫かれました。

鈴木選手[6]主導で念入りなウォーミングアップをして試合に臨んだSC.ハングオーバーズは、なんと開始1分で先制に成功。右サイドから池田選手[13]が長いボールを供給すると、鈴木選手[6]が見事なタッチでゴールを奪いました。

しかしその後は一転して太宰府ペース。猛攻を仕掛け4得点を奪い圧勝しました。このまま全勝でリーグCへ乗り込めるか、次は上位-レオシャルマンとの最終戦に挑みます。

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第21節試合結果

投稿日: 2023.1.15 作成者: YOSHIKI

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2023.1.15
第21節試合結果

▲ 決勝点をあげたマリスタ小林選手[17]

土俵際の戦い

塚田選手[23]がハットトリック達成

今が上げ潮

2得点で流れを作った木下選手[9]

掴みが大事

PKストップで大活躍の深堀選手[14]

悲願のAまであと「1」

弥頭選手[91] vs 吉田選手[22]

今季初白星

▲ 今節2得点の活躍R.Phoenix-高橋選手[9]

昇格王手

柴田選手[4] vs 釜野選手[11]

世代交代

松尾選手[2] vs 西村選手[92]

親子総力戦

▲ スーパーアシストで貢献共歩会-石田選手[9]

躍進共歩会

▲ 今節2ゴールの活躍 #宗廣選手[9]

待望の昇格

シュートを放つ小屋野選手[10]

破竹の勢い

第21節試合結果

RECRUIT

2023.1.15第21節 試合結果

▲ 決勝点をあげたマリスタ小林選手[17]

土俵際の戦い

塚田選手[23]がハットトリック達成

今が上げ潮

2得点で流れを作った木下選手[9]

掴みが大事

PKストップで大活躍の深堀選手[14]

悲願のAまであと「1」

弥頭選手[91] vs 吉田選手[22]

今季初白星

▲ 今節2得点の活躍R.Phoenix-高橋選手[9]

昇格王手

柴田選手[4] vs 釜野選手[11]

世代交代

松尾選手[2] vs 西村選手[92]

親子総力戦

▲ スーパーアシストで貢献 共歩会-石田選手[9]

躍進共歩会

▲ 今節2ゴールの活躍 #宗廣選手[9]

待望の昇格

シュートを放つ小屋野選手[10]

破竹の勢い

第21節 試合結果

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第21節試合結果

▲ スーパーアシストで貢献共歩会-石田選手[9]

第21節試合結果