2022AWシーズン[第19節]を社領スポーツ広場で開催。リーグA1試合・リーグB2試合・リーグC1試合・リーグD2試合の全6試合が行われました。前夜からの悪天候でピッチコンディションは良くはありませんでしたが、なんとか年内最終戦を締め括ることができました。

ミドルシュートを決めた土肥選手[26]

初MVP獲得

リーグA残留に向けて大事な局面。7位-FC.アロンザと9位-FC.エスペランサとの試合が行われました。統計では平均して『勝点11』がリーグAでの残留と降格の境界線になっており、両チームともにそのラインにはまだ到達していません。残された試合は今節を含めて3試合です。

クリスマスにも関わらず助っ人0で試合に臨む両チーム。しかしアロンザで集まったのはFPが11人。助っ人数を節約するために代表の八尋選手がGKで出場を余儀なくされます。

試合は前半の早い段階でスコアが動きました。平野選手[7]の右サイドからのクロスに走り込んだのは吉田選手[14]。DFを完全に振り切りニアでフリーの吉田選手でしたが、イレギュラーなバウンドでボールが高く跳ねます。コントロールには失敗したものの、そのままゴールラインを割りラッキーゴール。アロンザが先制に成功しました。

すると同12分、またしてもアロンザにチャンスが訪れます。再び右サイドから攻め入りますが、一度やり直し。サイドバックまでボールを下げます。ボールを受けた土肥選手[26]は相手を交わすとミドルレンジからシュート。サイドネットへと突き刺さり追加点をもたらしました。

2点ビハインドとなったエスペランサも反撃。永露選手[88]のフィードで裏へ抜け出した長岡選手[11]がGKと1対1で絶好のチャンス。これを確実に仕留め1点を返します。

勝利したのはその後の反撃に耐え、1点のリードを守り切ったアロンザ。勝点を10に伸ばし5位に浮上しました。決勝点を決めた土肥選手は今回が初めてのMVP。アロンザに欠かせない存在である縁の下の力持ち-土肥選手が大事な試合で勝利を手繰り寄せました。

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▶️ ALONZA　▶️ Esperanza
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得点ランキング首位に立った大町選手[7]

やっと掴んだチャンス

リーグAへの返り咲きを狙うブチFCと今シーズンこそ昇格を掴みたいアバンザールとの試合。昇格をかけ3度目の挑戦となったアバンザールは、昨シーズン躍進を果たすも、惜しくも4位。助っ人使用数の僅差で昇格を逃しました。しかしその悔しさを糧に今季は助っ人数を抑え、その上で首位を維持するなど結果も残してきています。

そのアバンザールは今節も立ち上がりから好調。まずは前半7分。内藤選手[6]の鋭い縦パスから持ち運んで大町選手[7]がゴール。同16分にも大町選手が自ら持ち込んで追加点をあげ、得点ランキング単独トップに立ちます。後半には嶋岡選手[5]が持ち前のスピードを生かして2得点。合計4得点で快勝をおさめました。

これで勝点を18に伸ばしたアバンザールは昇格に王手。念願のリーグA昇格も目前です。逆にブチは危機的状況に追い込まれてしまいました。残る試合はウエストブルーとAC.フィクサー。もう負けは許されません。