2022AWシーズン[第15節]を社領スポーツ広場で開催。リーグA2試合・リーグB1試合・リーグC2試合・リーグD1試合の全6試合が行われました。

先制ゴールの山田選手[18]

4戦連続3得点

初戦こそ落としたものの3連勝で現在3位のFC.早良と、対するは21SW・22SSと2季連続準優勝のFC.リブレ。ともに攻撃的なサッカーを得意とするチーム同士、見応えのある攻防が繰り広げられました。

前半の戦いでは互いにこれと言った決定機を与えず、良い状態でシュートを放っていったのは両チーム合わせて1、2本程度でした。しかしエンドを変えた後半、前半までの流れは一転します。

前半もやや優勢に見えたFC.早良がさらに攻撃の厚みを増し、後半5分にその均衡を破りました。先制ゴールは山田選手[18]。左サイドでの仕掛け、敵陣深くでドリブルからシュートに持ち込んでシュートを決めました。

するとその1分後。リブレ陣営は集中力が切れてしまったのか、DFラインで思わぬミスをしてしまいます。これを陶山選手[75]が見逃さずにボール奪取に成功。そのまま自らシュートまで持っていき、追加点を奪いました。

同10分にも再び陶山選手が追加点をあげ突き放したFC.早良が3得点で快勝。同日行われたチーム舞鶴も勝利をおさめたため惜しくも3位のままとなりましたが、これで4連勝とし勝点を12に伸ばして3位に付けています。

全チームが5試合以上を終え、リーグ戦も折り返し地点。上位3チームには攻撃型のTNFCとFC.早良、そして堅守のチーム舞鶴が名を連ねています。"優勝"や"降格"がより現実味を増してくる、注目の後半戦に突入です。

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決勝ゴールを決めた西村選手[11]

オールクリーンシート

連敗からの脱却に燃える★★★OFCは一足早く6戦目を迎え、対戦相手は昨シーズン王者であり現在2位のチーム舞鶴。★★★OFCは出場を予定していた選手2名が体調不良により急遽欠場。残りの助っ人使用可能数にも限りがあり、10人で試合に臨むことになりました。

数的不利な状況を打開するために下から4-1-3-1というフォーメーションで挑む★★★OFC。CBに助っ人の西牟田選手[88]、LSBには新加入の木下選手[0]、そして加入2戦目となった宮城選手[1]をアンカーに置く守備陣営。CFにはもちろん吉岡選手[10]でトップ下に佐藤選手[4]を置くことで、機動力の高い選手を中央ラインに集めてきました。

その戦い方は完璧にマッチし、前後半通して数的不利を感じさせない戦いぶりで好戦。特に前半は★★★OFCがやや優勢に見えました。しかし★★★OFCは良い流れの中でゴールを決めきれなかったのが最大の悔やみどころ。後半16分、ゴールネットを揺らしたのはチーム舞鶴でした。

大きくサイドチェンジしたチーム舞鶴は、右サイドで西村選手[11]がパスを受けます。DF陣の対応が間に合っていないの確認し、ペナルティエリア付近までフリーでボールを運ぶと、そのままシュートモーションへ。西村選手の豪快な一振りはニアサイドを突き刺し、チームを勝利へと導く一撃となりました。

チーム舞鶴も連勝を4に伸ばし、全てクリーンシートの無失点。堅守のチーム舞鶴が無敗をキープしつつ首位を追います。

先制ゴールを決めた塚田選手[23]

ストライカー好調

リーグAでの経験も豊富なFC.ウィーズとウエストブルーが対戦。しかし今シーズンは未だ2勝にとどまり勝点6同士。リーグBとは言えども、昇格を狙う両チームが苦戦を強いられるほどの強豪揃いということでしょう。

スコアが動いたのは後半。ウィーズはエースストライカーの塚田選手[23]を前半の間温存し、後半頭から投入したのがズバリ的中しました。

まずは後半4分。DFをブロックしながら樋口選手[5]からのスルーパスに抜け出す塚田選手。絶妙な飛び出しと持ち前のスピードを生かし、先制ゴールを決めました。

すると同13分、またしても塚田選手にチャンスが訪れます。渡邉選手[45]からペナルティエリア付近でパスを受けると、素早いタッチでDFのシュートブロックを誘い、股抜きシュートで2点目を奪いました。

エースの大活躍で勝利したウィーズが勝点を9に伸ばし4位に浮上。昇格を射程圏内に捉え、次節はコピートとの大一番を迎えます。

ZURUMAI-木下選手[8] vs SilverGull-中竹選手[74]

遠かった1点

昇格争いに割って入っていくために、勝たなければならない4位と5位の争い。勝点、助っ人数で並び、1試合多いものの得失点差で勝っているのが4位-シルバーガル。上位チームとの試合をまだ控えている両チームにとって、後半戦に勢いを付けるためにも今節の試合結果が非常に重要になってきます。

2021SSシーズンに一度対戦している今回のカード。そのシーズンで首位に立ちリーグBへの昇格を果たしたシルバーガルですが、数少ない敗戦を喫した相手がズルマイでした。

試合では落ち着いてボールを回し、比較的じっくりと攻め合うような展開になりました。後半、シルバーガルはCBの中竹選手[74]がオーバーラップを仕掛けるなどしてゴールを奪いにいきますが、互いに最後までネットを揺らすことはできずに試合終了。

スコアレスドローで勝点1を分け合う形となりました。しかし助っ人使用数により両者の順位は入れ替わり、ズルマイが4位となりました。

豪快ボレーを決めた日髙選手[7]

記録更新

FC.フェブの河野選手[10]がまた記録を更新しました。リーグCの上位対決ファンキー.K.F対FC.フェブにおいて、後半9分に河野選手が得点。これにより河野選手は自身連続7試合ゴールを達成。今シーズン5得点目となり、得点ランキングでも首位に立つ脅威の決定力です。

それでは得点シーンを振り返ります。有冨選手[18]、牧嶋選手[16]の研ぎ澄まされた鋭いシュートで前半をリードして折り返した後半でした。中央左寄りで横パスを受けると、DFの距離が遠いのを見るやシンプルにシュートを放っていきます。強烈な一振りにGKも反応できず、まさにネットに突き刺さったゴールでした。

4得点で首位攻防戦に快勝したFC.フェブが6試合終えて単独首位に。このまま昇格まっしぐらか。