2022AWシーズン[第12節]を雁の巣レクリエーションセンターEコートで開催。リーグA1試合・リーグB1試合・リーグC1試合・リーグD1試合の全4試合が行われました。

右-2ゴールの小林選手[17]

3連敗からの脱却

3連勝と好スタートを切り現在2位に付けているTrês estrelas OFCと、逆に3連敗で早くも降格を意識し始めているマリスタ福岡が対戦したリーグA第19節。真反対の状況にある両チームの対戦成績は7戦5勝2分でマリスタが勝ち越しています。マリスタに対して未だ勝ち星のない★★★OFCが今シーズンこそ勝利を掴むのか、マリスタが今季初勝利を手にするのか、注目が集まりました。

立ち上がりから相手のストロングポイントを激しくチェックするマリスタは、危なげなく前半をゼロで折り返します。逆に攻撃においてはトップの小林選手[17]へのマークが厳しい状況を逆手に、サイドの方谷選手[8]からチャンスを作ります。

後半に入ると小林選手もサイドのスペースを果敢に狙います。後半6分には右サイドでドリブル突破を試みる小林選手に対し、カード覚悟のファールで止めざるを得なくなった★★★OFC。マリスタに流れが傾いた後半7分、ついに先制ゴールが生まれます。

左サイドから供給されたクロスにゴール前で待ち受ける鈴木選手[10]。胸コントロールで素早くDFの前に運ぶと、後ろから倒されたPKを獲得しました。後半からの起用に応える値千金の活躍で代表が決定機を作り、エースがPKを沈めてマリスタが先制です。

続く2分後、今度は小林選手がDFラインの背後を取りGKとの1対1。これも制して追加点を挙げたマリスタがクリーンシートで今季初勝利。連勝に向けて、次節は昨シーズン王者のチーム舞鶴に挑みます。

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▶️ Marista

3人囲まれても奪われない桜谷選手[4]

2点ビハインドから追い上げ

互いに前節はEx.アトラスと対戦し、優勢に試合を進めながらも悔しい敗戦となったブチFCとべべドール。リーグAへと再び主戦場を移したい両チームにとって、勝っておきたい相手です。

全体的に試合をリードしたのはべべドールでした。高い技術と強いフィジカルで主導権を握り、前半6分に早くも先制します。一度ゴール前へと攻め入った後、素早く守備に切り替えてペナルティエリア付近でボール奪取に成功。ゴール前での混戦から、本多選手[17]がゴール右上の神コースを捉えた見事なシュートを決めました。

ブチFCは後半13分に再びミスから失点してしまいますが、後半からフォーメーションを修正し徐々にチャンスが増えていました。そして同14分、反撃の狼煙が上がります。

インサイドにポジションを取った真木選手[9]が相手DF2枚を背負ってポストプレー。椿選手[11]が一気に相手DFの背後を取りGKとの1対1を冷静に流し込みました。

続17分には、右サイドから三船選手[13]が高速クロスを上げると、相手DFにディフレクション。走り込んだ椿選手が押し込んで同点に追いつきました。

ブチFC怒涛の追い上げでドローにもつれ込み、連敗死守とともに勝点1を掴みました。