2022.10.16
第9節 試合結果
2022AWシーズン[第9節]を社領スポーツ広場と雁の巣レクリエーションセンターDコートの2会場で開催。リーグA2試合・リーグB4試合・リーグC3試合・リーグD3試合の全12試合が行われました。
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━━【LEAGUE-A】━━━━━━━━━━━
★リーグＡ順位表★
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▲ KGSM宮下選手[9]/1ゴール-エスペ長岡選手[11]
第７期ライバル対決
A第15戦 Esperanza vs KGSM ( 2 - 1 )
2017AWシーズンからの加盟チーム同士の対決。初対戦から激闘の試合を繰り広げてきた対戦は、KGSMが初リーグA昇格を果たした事でリーグＡの舞台では初対戦になります。
ここまでの対戦成績は４戦互いに１勝２分１敗のイーブン、21ssシーズンではエスペの全勝昇格に唯一黒星をつけたのがKGSM。両者意識し合う因縁の対戦でもあります。
試合開始からエスペランサが猛攻を仕掛けますがGK畑山選手[21]の好セーブでピンチを凌ぐと、前半15分-田畑選手[25]のフリーキックからのこぼれ球を徳永選手[24]が押し込みKGSMが先制点を奪い０−１で前半を終えます。
逆転を狙うエスペランサは後半も攻撃の勢いは増し攻戦一方の展開が続きます。後半3分-左サイドから抜け出した佐藤選手[50]のシュートのこぼれ球を素早い反応で押し込んだ嶋岡選手[5]がゴールを決め早い時間で同点に追いついた、と思われましたがこれはオフサイドの判定で幻のゴールとなってしまいます。
勝利には最低でも２点が欲しいエスペはこれで肩を落とすかと思いましたが逆に火がつき僅か１分後またも嶋岡選手が「今度は文句ないだろ！」と言わんばかりのゴラッソなシュートでネットを揺らし同点に追いつくと、後半12分には嶋岡選手のパスから長岡選手[11]が粘り強い突破でゴールを奪い逆転に成功しこのまま試合終了。
見事な逆転劇で今シーズン初白星となったエスペランサはKGSMから５年ぶりの勝利を飾っています。
今節のキャプテンマークを任された高砂選手[6]
古巣を仕留める
A第7戦 ALONZA vs チーム舞鶴 ( 0 - 2 )
この日は日産スタジアムでヴァンフォーレ甲府とサンフレッチェ広島との天皇杯決勝。その後半戦開始と時を同じくして、元サンフレッチェ広島メンバー擁するアロンザと前回王者チーム舞鶴との試合が行われました。
初戦、そして第2戦目とあと一歩のところでゲームを落としてしまったアロンザ。ここで前回王者に勝って悪い流れを断ち切り、王座奪還に向けて再発進したい大事な一戦となります。
チーム舞鶴は安定した出席率の高さで助っ人使用は今節もゼロ。引き分けに終わった初戦の反省を生かし、2連覇に向けてしっかりウォーミングアップから取り組む徹底ぶりです。
佐々木選手[5]と諸岡選手[22]の高い技術を武器にDFラインからビルドアップを図るアロンザに対して、全体的に連動して前線から積極的にプレスをかけるチーム舞鶴。アロンザがやや優位に試合を進めているかに見えた前半でしたが、その19分、一本のロングシュートが展開を一転させることになります。
アロンザが相手ゴール前に攻め入ろうとした場面。いち早く危険を察知した高砂選手[6]がすかさずボールを奪取。前半終了直前のチャンスとあって前がかりに人数をかけていたアロンザはカウンターを受ける形になりました。高砂選手からフリーでボールを受けた杉浦選手[3]に対し、数的不利な状況で縦突破を警戒したDF。しかし次の瞬間、杉浦選手は迷わずロングシュートを狙い、必死に戻るGKの頭上を超えて見事にネットを揺らしました。
後半巻き返しを図るアロンザは、用事を済ませて試合に駆けつけた吉田選手[14]らを投入。度々チャンスを作りますが、チーム舞鶴の硬い守備に阻止され1点が遠い展開。
すると試合終了間際、左サイド深くに攻め入った松本選手[29]から大場選手[25]を経由して西村空選手[11]にパスが繋がると、"風使い"と称される西村選手のシュートが決まって試合終了。
杉浦選手が古巣アロンザを相手に先制点を決める活躍で、チーム舞鶴が今季初勝利を手にしました。
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▶️ ALONZA
━━【LEAGUE-B】━━━━━━━━━━━
★リーグＢ順位表★
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DF2枚を背負う小峰選手[12]
チーム作りは難しい
リーグAから降格チーム同士の対決に敗れ黒星スタートとなったブチFC。前節でFCタカオに勝利し2連勝を狙う今節は、リーグCから昇格してきたSSC.チャムスと対戦しました。両チームに2重登録している稗田選手は先に登録していたチャムスで出場しました。
チーム再建から2年半、やっとチームが形になり始めたブチは前半10分に先制に成功。度々起点となっていた右サイドの真木選手[9]から長いダイアゴナルパスが通ると、逆サイドを駆け上がった林選手[98]がダイレクトで合わせて決めました。
しかし後半、チャムス-稗田選手[66]が得意のドリブルで左サイドを崩し流れが傾きます。7分には城野選手[77]がこぼれ球を押し込んで同点。続く12分には稗田選手自ら獲得したPKで逆転します。
完全に流れを持っていかれたブチでしたが、チームの雰囲気は悪くなっていなかったのが唯一の救い。前田選手[6]の懸命なボール奪取とドリブルがチャンスをもたらすと、最後は三船選手[13]が仕留めて同点。その後逆転のチャンスも訪れましたが決めきれずに試合終了。
リードを守りきれなかったチャムスは惜しくもリーグB初勝利ならず。両チームともに貴重な勝点1を分け合いました。
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▶️ BUCHI ▶️ CHUMS
▲ Exアトラス-橋元選手[38]/1ゴール ベベドール-市川選手[10]
A Spectacular Match
B第14戦 べべドール vs Ex.Atlas ( 1 - 2 )
今シーズン雰囲氣も結果も右肩上がりのベベドールに対し、ストライカー平川選手[9]の怪我で急場に立たされるEXアトラスの上位対戦。
先日までプロで活躍した鈴木選手[15]の加入もあってか今節も14名の選手が揃ったベベドールが立ち上がりから鈴木選手を中心に流れを掴みゲームをコントロールします。前半16分-GK馬場選手[1]からのボールを市村選手[10]が決めてベベドールが先制点を奪い前半を折り返します。ハーフタイムには鈴木選手に写真やサインをせがむ選手の姿も。
後半この流れで勝利したいべべでしたが、後半開始早々にアトラス古庄選手[20]のゴールで同点に追いつくと、前半とは逆に順応したアトラスがペースを掴み多くチャンスを作ります。すると後半14分にはアトラスへ加入を検討するゲスト選手が見事なシュートで逆転に成功してこのまま１−２で試合が終了。
予想とは反した結末で先シーズンに引続きリーグB大混戦の幕開けの結果となったのかもしれません。
AfterGoal/直接FKを決めた梶田選手[45]
ここから再スタート
B第15戦 WEEDS vs フィクサー ( 3 - 1 )
初戦こそべべドールに敗れたものの、第2戦目に勝利して迎えたウィーズの第3戦目。前節に引き続きリーグCからの昇格チーム-AC.フィクサーとの対戦です。
試合は開始4分からスコアが動きます。立ち上がりにコーナーキックの続いた3本目、こぼれ球を里村選手[10]が押し込んでウィーズが先制しました。
しかし2分後、すぐにフィクサーが反撃。左サイドから岩本選手[19]がクロスを上げ、王子野選手[24]が合わせて同点に追いつきました。
球際の奪い合いは激しさを増し、同点のまま試合は後半へ。均衡を破ったのは塚田選手でした。スピードを生かし度々起点となっていた塚田選手が待望の追加点を決め、ウィーズが再びリード。同19分には塚田選手の抜け出しでフリーキックを獲得すると、「僕に蹴らせてください。」とキッカーを譲り受けた梶田選手[45]が直接決めて試合終了。
廃部も検討していたウィーズでしたが、若手組がチームを引き継ぎ続行することが決まった矢先の試合。プレーでも頼もしい姿を見せてくれました。
▲ 大怪我からの復活アヴァン平岡選手[24]
前シーズンの反省
B第5戦 TAKAO vs Avanzar ( 1 - 2 )
今期こそは昇格を狙うFC.TAKAOと先シーズン助っ人数１の差で惜しくも昇格を逃したアヴァンザールの対戦。これまでの成績では１勝１分でアヴァンが勝ち越しています。
試合開始から立て続けにアヴァン新加入の大町選手[7]が完璧なシュートで２得点を挙げて引き離しますが、前半9分-井上選手[15]からのパスをレンタル(OFC-関)選手が決めて１点差まで詰め寄ります。後半はFCタカオが猛攻を仕掛けます。後半10分には最高の位置でのFKにキッカーは鈴木選手[11]、コースは良かったもののボールの勢いが足りず結局得点に結ぶことはできずこのまま１−２で試合終了。
この結果で５チームが勝点６で並ぶ中、先シーズンの反省を生かしたアヴァンが助っ人未使用で現首位に立っています。今節２ゴールの活躍で今後も期待されるルーキー大町選手ですが、試合中の手首の負傷で次節の出場が危ぶまれています。
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▶️ Avanzar
━━【LEAGUE-C】━━━━━━━━━━━
★リーグＣ順位表★
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▲ ２ゴールFNS-弥頭選手[91]/COYOTE-野田選手[22]
昇格・降格対決
C第5戦 F.N.S vs COYOTE ( 2 - 2 )
先シーズン若手メンバーの補強で立直しに成功し昇格を勝ち取ったFNSと、氣持ちが入るのが遅く奇しくも１シーズンで降格してしまったコヨーテとの昇格と降格チームの対戦。
前半はFNS-弥頭選手[91]の２得点の活躍と、コヨーテ-泊選手[17]のゴールで２−１とFNSリードで後半を迎えます。後半5分-昨シーズンリーグBでアシスト王に輝いた今村選手[14]のパスから高良選手[9]のゴールで同点に追いつくと、コヨーテに流れが一氣に傾き多くのチャンスを作り出します。後半17分にはこの日最大の決定期が訪れますが惜しくもポストに嫌われ、結局２−２のまま両者シーズン初勝利はお預けに勝点１づつを分け合う結果となっています。
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▶️ COYOTE
Liar’s-中崎選手[31]とZURUMAI-木下選手[8]
こだわりスパイスカレーに軍配
C第15戦 Liar’s vs ZURUMAI ( 0 - 1 )
エイトリーグ外でも親交の深いライアーズとズルマイとの試合。昨シーズンは順位の関わる最終節にぶつかったことで非常に激しい試合を繰り広げた両チーム。ライアーズにとってはリベンジマッチも兼ねた一戦となりました。
同日朝、他の試合で1ゴール1アシストと活躍したという岩田選手[00]ですが、怪我のためこの試合では本調子を発揮することができません。
ズルマイがボールを保持する時間が長くなった後半16分、左コーナーキックを得て赤嶺選手[6]がボールをセット。ゴール前で木下選手[8]、飯塚選手[13]そして鈴木選手[29]ら長身選手が準備すると、供給されたボールに鈴木選手が高い打点で合わせてゴールを決めました。
このゴールが決勝点となり、ズルマイが今季初勝利。対ライアーズ戦においては3戦3勝としました。見事勝利したZURUMAIから江内谷選手が手がける『立ち呑みとスパイスカレー』大名みのりを宣伝。次回は11月1日に限定100食、ぜひご賞味ください。
SilverGull-井上選手[11]とFC.FEV-八代選手[9]
エースの活躍
C第16戦 SilverGull vs FEV ( 1 - 2 )
前節コヨーテに先制されるも後半に追いつき引き分けたシルバーガルと人手不足の惜敗を喫したFC.フェブとの試合。FC.フェブは同じ過ちを繰り返さないため、選手・スタッフ合わせて17名程の総力戦で今節に臨みました。
試合は立ち上がりからFC.フェブが主導権を握り試合を進めますが、シルバーガルDF陣の奮闘を前にゴールをこじ開けることができません。
すると前半10分、センターサークル付近でシルバーガル-山口選手[28]がパスカット。縦に抜ける井上選手[11]へとスルーパスを出します。ボールコントロールから素早く右足を振り抜いたシュートはドライブ回転がかかり、GKの頭上から鋭く落ちてネットを揺らしました。
ファーストシュートで先制に成功したシルバーガルではありましたが、防戦一方な展開は続きます。迎えた後半2分、FC.フェブはエース河野選手[10]のゴールでついに同点に追いつくと、続く同５分、今度は永川選手[6]のゴールで逆転に成功。その後も幾度となく追加点のチャンスを作り出すなど圧倒したFC.フェブが逆転勝利を収めました。
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▶️ FC.FEV
━━【LEAGUE-D】━━━━━━━━━━━
★リーグＤ順位表★
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Artista.S.福岡-山下選手[47]
睡眠が氣持ちの良い季節
D第5戦 UJF.C vs Artista ( 1 - 2 )
寝坊により珍しく急遽２名の助っ人が必要になったUJF.C。アルティスタも守備の要-古賀選手と野中選手が不在によりGKの助っ人を呼んで試合に臨みます。
アルティスタは前半5分、ポイントゲッターの長迫選手[35]が走り込んでくる四島選手[48]にパスを通し先制点をアシスト。１点リードで試合を進めますが、同17分にPKから失点。同点で前半を折り返します。
後半も両チーム譲らぬ攻防が展開される中、アルティスタ-山下選手[47]がペナルティエリア内へと侵入。技ありのループシュートを決め勝ち越しに成功しました。これが決勝点となり勝利したアルティスタ。今季初勝利を手にしました。
▲やっと手首骨折完治の馬場選手[17]
絶賛メンバー募集中
D第15戦 HANGS vs LEO.C ( 0 - 1 )
メンバー確保に苦戦中にも関わらず今シーズン好スタートを切ったハングは現在２勝１敗と勢いに乗るには連勝が絶対条件。対して開幕から２連勝と勢いに乗るレオシャルマン。
試合はレオが多く攻めハングのディフェンダーが必死に跳ね返す展開が続くなか後半4分-左サイドから抜け出した長尾選手[27]がゴールを決め先制します。結局このゴールが決勝点となり０−１でレオシャルマンが勝利を収め３連勝で単独首位になっています。
負けたハングは４位に順位を落としていますがまだまだ昇格を狙える位置、しかしシーズン助っ人を使用できる数が残り僅かに…
そこでハングは新たに新規メンバーを募集しています！サッカーの試合がやり足りない方、チームに興味がある方はお氣軽にお声をお掛け下さい。メールからでも構いませんので是非とも宜しくお願いします！
▲ ヒッグス期待の星-河本選手[10]
今後期待のチーム
D第16戦 共歩会 vs H.Nogata ( 0 - 6 )
前シーズンはドローの結果で終えた対戦。今期のヒッグスは河本[10]・平野[18]選手に続き今節から仲野選手[15]の加入で、スタメンの殆どが直方ナイターに毎度参加するメンバーで臨め雰囲氣もチームワークも良く０−６と大差をつけて快勝。前節惜しくもネクストに１敗を喫したものの現在昇格に近いチームではないでしょうか。
一方大差で負けてしまった共歩会ですが、試合を重ねる度にレベルが上がって行くのを強く感じた試合でもありました。これからの展開や結果に期待するいちチームでもあります。
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