2021ssシーズン第18節は、リーグA 2試合・リーグB 2試合・リーグC 2試合・リーグD 2試合の全8試合を社領スポーツ広場で開催しました。

2022BrüderAcht選考メンバー/川畑選手[99]/塚田選手[13]

ハットトリックで得点王なるか..

来シーズンリーグBへの降格が決まっているウィーズとべべドールのプライドを掛けた戦いは、お互いに今シーズンの最終戦。

1勝して今季を終えたいウィーズはしっかりとメンバー揃い、来季を見据えて加入希望選手がGUESTで控えに準備しています。GKはブルダーアーツにも選出された尾園選手(RED.P)をRENTALし、4-4-2のフォーメーション。2試合ぶりの川野選手[23]と3試合ぶりの沼木選手[77]がCBを組み、守備の安定化を図ります。そして2トップに代表の里村選手[10]とブルダーアーツ選出の塚田選手[31]という布陣で勝利を目指します。

べべドールもブルダーアーツへの選出選手が多く、GKは守護神-馬場選手[88]で、DFラインには小倉選手[19]と川畑選手[99]。そしてDFラインが揃ったことで久田選手[23]がDHで出場し、今シーズン初出場の山下選手[15]はトップ下で起用されています。

試合開始早々、あっという間に塚田選手のゴールでウィーズが先制し幸先の良いスタートを切りますが、べべドール本多選手に鋭いシュートを決められてしまい、同点で前半を折り返します。

後半も非常に競った試合になりましたが、均衡を破ったのはウィーズでした。後半8分に渡邉選手にゴールが生まれべべドールを突き放すと、左サイドを突破した塚田選手がダメ押しの3点目を決めます。塚田選手がハットトリックの活躍で待望の勝利を手にしたウィーズ。一時は塚田選手(通算8ゴール)が得点ランキングトップに立ちましたが、その後の試合で抜かれてしまい惜しくも得点王とはなりませんでした。

2022BrüderAcht選考メンバー/広渡選手[8]

FC.Libre第1幕 -完-

この試合に勝利すれば悲願の初優勝が決まるコピートは、どうしても試合前からその二文字が脳裏を過ぎります。変な緊張感の中、対戦相手に3位の強豪リブレを迎えました。この大一番にしっかりと選手も集まり、ほぼベストメンバーを揃えて臨みました。

リブレは優勝こそ逃したものの、2018AWの加盟以来積み上げてきた、リブレにとって一つの集大成となる試合。この節目の試合で対戦相手は首位のコピートという、これ以上ない組み合わせ。この試合にかける選手一人一人の思いもひとしおです。

そんな中迎えた試合ですが、開始2分でスコアが動きます。コピートのエース広渡選手[8]が相手のバックパスを粘り強く追いかけプレッシャーをかけると、相手のミスを誘い先制に成功します。幸先の良い立ち上がりを見せたコピートでしたが、1失点ではリブレは崩れませんでした。

果敢に小原選手[92]や勝谷選手[9]にボールを入れ相手DFラインを引っ張ると、同4分に空いたバイタルエリアでパスを受けた田添選手[8]が強烈なミドルシュートを放ちます。逆サイドの角に突き刺さったゴールで会場は大盛り上がりし、リブレがすぐさま同点に追いつきました。

前半終了間際に広渡選手からゴールを決められ再びリードされたリブレですが、後半に入り見事に逆転に成功。諦めずに攻め続けたリブレが首位コピートとの試合を制して2位で今シーズンを終了し、有終の美を飾ってエイトリーグでのFC.Libre第1幕が完結しました。

そして2021SSシーズン優勝の行方は12月の最終戦まで持ち越されます。

2022BrüderAcht選考メンバー/白木選手[11]

鹿児島魂

昇格の可能性が残っている4位のFCタカオと、残留に向けて連勝中のKGSMとの試合が行われました。FCタカオは今節で勝利すれば、3位ウエストブルーとの直接対決となる最終節まで昇格争いを持ち越せます。KGSMは今節勝てば自力での残留を決めることができ、両チームにとって非常に大事な一戦となります。

試合は開始早々からFCタカオにビッグチャンスが到来。しかしKGSMのGK-畑山選手[1]のシュートストップが冴え渡り、ゴールをこじ開けることが出来ません。KGSMが耐え凌ぐ時間が続き迎えた後半16分、相手のミスからチャンスを迎えると徳永選手[24]が冷静にゴールへ流し込み先制！ワンチャンスをモノにしたKGSMが勝利を収めました。

KGSMは代表の白木選手[11]が怪我で出場できない試合が続きチームも低迷していた今シーズン、最下位に落ち込むこともありました。しかし後半の3試合で上位チームを次々に撃破し巻き返すと、自力での残留を勝ち取りました。

第2回春日ダービー

春日に拠点を置き、ともに練習を重ねてきているエスペランサとアバンザールの兄弟チーム同士の対戦となった春日ダービー。2018SSシーズンに行われた第1回春日ダービー(プリマベーラ春日vsエスペランサ)以来、実に3年半ぶりの実現となりました。

両チーム非常にモチベーションが高く盛り上がった試合になりましたが、開始6分でエスペランサの持丸選手[0]が先制。同10分には持丸選手のコーナーキックにトゲウ選手[4]が合わせてアバンザールを引き離して前半を折り返しました。後半には1点を取り返し、シュート数でも上回ったアバンザールでしたが、終了間際にダメ押しの3点目を追加したエスペランサが勝利を収めリーグB優勝に輝きました。

今節でリーグBはエスペランサの優勝、ウエストブルーの昇格とKGSMの残留が決まりました。残すタイトルは得点とアシストランキングのみ。エスペランサの皆さんおめでとうございます！

レバンタリア4戦快勝

F.N.Sにとってはこの試合を落としてしまうと降格が決定してしまう大一番を迎えました。対するレバンタリアは今節を含め全勝すれば昇格、逆に全敗すれば降格の危機という分岐点。

積極的に相手の背後を狙うレバンタリアは前半6分に土本選手[39]のゴールで先制しますが、追加点をあげられません。1失点に抑え反撃の機を伺っていたF.N.Sでしたが、前半終了間際にGK-内野選手[1]が相手選手と交錯し負傷してしまいます。

後半に入って勢いを増したレバンタリアは、ムードメーカー重藤選手[41]のゴールを皮切りに4得点を追加。これで4試合連続の大量得点勝利となり、昇格へ一歩前進しました。

チームの宝

勝ち点差1で昇格争いを繰り広げている2位ズルマイと5位コヨーテとの直接対決。両チームともに勝てば昇格を決めることができる試合で、コヨーテ代表の福山選手[21]にとっては就職に伴うチーム離脱前ラストゲームとなりました。

勝利で代表を送り出したいコヨーテは試合開始1分で泊選手[17]が先制点を挙げると、その4分後にはGKにラッキーゴールが生まれます。途中ズルマイペースに持ち込まれる時間帯もありましたが、後半には高良兄弟が2点を追加し快勝。リーグB昇格への切符を勝ち取りました。

シーズン頭にはメンバーがなかなか揃わず苦労したコヨーテでしたが、福山選手を中心にチームを盛り上げ立て直すことができました。どのチームにとっても代表は宝です。