2021ssシーズン第18節は、リーグA 2試合・リーグB 2試合・リーグC 2試合・リーグD 2試合の全8試合を社領スポーツ広場で開催しました。

WEEDS 6シーズンぶりに...

長くリーグAでの戦いを続けてきたチーム同士の残留争いとなった今節は、降格圏8位と苦しんでいる★★★OFCと、残留するためにはなんとしても残り2連勝が必要なウィーズが対戦。まだ残留が決まっていない他チームにとっても非常に注目の集まる試合でした。

★★★OFCとWEEDSの初戦は2016AWシーズンに遡り、その際は★★★OFC-中村選手が2ゴールの活躍でMVPに輝き勝利を収めています。これまでに6度の対戦を重ね、★★★OFCが3勝3分と勝ち越してい流だけに、ウィーズにとっては相性の良くない相手かもしまれせん。

今シーズン4-3-3で戦うことの多かった★★★OFCですが、今節は4-4-2に変更。ウィーズは井之口選手[21]と島田選手[9]と小林選手[18]が今シーズン初出場。また、会場間違えで雁の巣に行ってしまうハプニングがあり10人でキックオフを迎えることになってしまいました。

試合序盤、ウィーズは塚田選手[24]を主軸に攻撃を仕掛けます。サイドからのクロスに、走り込んだ塚田選手が対空時間の長いヘディングシュートを放ちますが、これはGKのファインセーブに阻まれてしまいます。

徐々に調子を上げ始めた★★★OFCは左サイドの突破からグラウンダーのクロスを供給、DFとGKが処理しきれなかったこぼれ球を中村選手[20]が押し込み先制します。これでリズムを崩したウィーズは立て続けに3失点。初戦同様に中村選手が2ゴールでMVPという試合結果で、悔しくも6シーズンぶりのリーグB降格が決定してしまいました。

★★★OFCは残留に向け望みを繋ぐ貴重な勝点3を獲得！最後の最後まで残留をかけた熱い戦いが繰り広げられます。

2022BrüderAcht選考メンバー/川畑選手[9]

またもクリーンシート

優勝に向けて落とせない試合が続く3位TNFCと、勝って残留を確定させたい6位マリスタ福岡との試合。それぞれTNFCは3度、マリスタは2度のリーグ優勝経験があるチーム同士ですが、TNFCが最後に優勝した2018SS以降にマリスタは2度の優勝を果たしており、マリスタの対等がTNFCの優勝を阻んでいると言っても過言ではありません。それでもこれまでの戦績は2勝2敗1分と互角。今節で6度目の対戦となるカードです。

また、2019AWからTNFCに移籍した首藤選手[22]にとっては2度目となる古巣対決！ 1度目の古巣対決は、優勝をかけた最終戦で敗れマリスタの優勝が決まるという悔しい結果に終わっただけに、今節でその借りを返さなくてはいけません。

TNFCはDH-石田選手[20]とLSH-井上選手[7]が今シーズン初出場。お互いにフォーメーションは4-5-1で試合に臨みます。

試合は前半8分にTNFCが先制。植田選手[14]のクロスにいち早く反応した宇田川選手[29]がGKの前に走り込みGOAL！続く14分にはハンドの判定でTNFCがPKを獲得し追加点を挙げます。その後もCB-鹿間選手[10]を中心に落ち着いてボールを回し終始ゲームをコントロールすると、さらに2点を追加しTNFCが勝利を収めました。

TNFCは勝ち点を18に伸ばし、優勝に可能性を繋ぎました。しかし、もし11/21に行われるコピートvsリブレ戦でコピートが勝利すると、最終戦を待たずしてその時点でコピートの優勝が決定となる状況は変わらず。今後の展開から目が離せません。

粘り勝ち

残された昇格枠が1となったリーグBは、それぞれ昇格と残留に向けて勝利にこだわりたいチーム同士、3位ウエストブルーと8位博多アートレスが対戦しました。

上位に位置するウエストブルーですが苦戦を強いられ、博多アートレスが度々チャンスを作ります。そのピンチを救ったのは助っ人GKでした！再三のファインセーブに助けられたウエストブルーが助っ人の頑張りに奮起すると、後半17分にゴールをこじ開け勝利。

ブルダーアーツ選出メンバーの馬場選手(べべドール)をRENTALしたことによる支払いアーツは1,700Åと高額ではあるものの、期待以上の活躍でチームの勝利に貢献。試合終盤では勝負強さを見せたウエストブルーが勝ち点3を手にし3位をキープ。これにより、昇格争いはウエストブルーとFCタカオの2チームに絞られました。

ちなみにこの日、馬場選手は4試合に助っ人出場し、それに付随するRENTAL報酬は合計で6,600Åにも上りました。

首の皮一枚

下位に低迷しているサウザンドリーフとトライアンフとの試合は、お互いに勝利すれば残留の可能性を残すことができる大事な試合。

前半から互いにチャンスはあったものの、サウザンドリーフが幸先よく2得点をあげます。サウザンドリーフは今季最終戦を2-0と非常にいい流れで前半を折り返しました。しかしその後半、試合は一気にトライアンフペースに変わり、逆転に成功。勝利したトライアンフは同日の市リーグでエリア伊都にも勝利したそうです。

この結果によりトライアンフは残留に望みをつなぎました。

2022BrüderAcht選考メンバー/中央:小野尾選手(Liar’s)

再建そして優勝

今シーズンのリーグCを先導してきたシルバーガルの最終戦の相手は、こちらも今節が最終戦の3位ライアーズ。

シルバーガル先制のシーンは、ショートカウンターから西村選手[26]が右足を振り抜くと、綺麗な弧を描いてゴールに吸い込まれていきました。しかしチームパプリカ(Liar’s)も負けておらず、後半に入り泰川選手[10]が同点弾を叩き込見ます。その数分後にも同じ形で放ったシュートは惜しくもポストに嫌われてしまい逆転とはならず。

終了間際にシルバーガル高谷選手[10]が決勝ゴールを決め勝利を収めたシルバーガルがリーグC優勝に輝き、5シーズンぶりにリーグBの舞台に帰ってきます。シルバーガルのみなさんおめでとうございます！

先を見据えて

来シーズンに向けて選手間の連携を深めていきたいハングオーバーズと勝てば自力で残留を勝ち取ることができるクランキーズとの一戦。

今シーズンなかなか選手が揃わず、少しずつ補強してきているハングオーバーズ。新加入の友原選手[9]が和田選手[21]とCBでタッグを組み前半を無失点に耐え忍びました。しかし後半のキックオフ直後に失点してしまうと、相手ゴールには迫るものの追いつくことはできず敗戦。

勝利したクランキーズはこれで残留が決定。残された昇格枠は2、そして残留枠は1。まだ5チームに昇格の可能性が残されています。

チームにあった戦い方

両チーム遅刻した選手がいて10人対9人で始まったフィクサーとエルフィーダとの試合。

2点先制されたエルフィーダでしたが、今節のエルフィーダは今までとは違う粘り強さが感じられました。サイドでボールを収めてリズムを作ったことでエルフィーダのウィークポイントをカバー。またオフェンス陣がうまく噛み合い一時は逆転に成功します。

しかしフィクサーも負けてはいられずすぐに同点に追いつくと、そのまま試合は終了。エルフィーダは久々に勝ち点1をGETしました。