2023AWシーズン[第13節]を雁の巣Cコートおよび社領スポーツ広場で開催。リーグS2試合・リーグA3試合・リーグB2試合・リーグ3試合・リーグD2試合の全12試合が行われました。

▲ FCFEV-馬場選手[40] / FC早良-佐藤選手[21]

ブッキング

県知事杯の影響でパスチャライズのメンバーを欠くFC早良に対し、市リーグとのブッキングで直後にも試合を控えるフェブは余力を残すため主力選手を温存させて試合に臨んだ。

前半FC早良がペースを作りつつある時間帯で、逆にペナルティーエリア内でハンドを取られペナルティーキックを献上してしまう。これを原田選手[70]が落ち着いて決めてフェブが先制点を上げ0-1で折り返す。

後半は元TNFC所属のドイツから帰国した吉岡選手[0]がこの試合からフェブに新加入するといきなり2ゴールの活躍で3点差と引き離す。反撃に転じる早良は後半15分にペナルティーキックで1点を返すも反撃はここまでに終わり1対3とフェブが勝利を収め連敗を止める大きな勝利を掴んだ。

written by Yuta Shinohara

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▲ Avanzar赫選手[10] / Esperanza平川選手[99]

兄弟チーム対決

雁の巣Cコートでの注目試合！
同じ地元春日の先輩チーム-エスペランサと、後輩チーム-アバンザールで現在も週一で共に練習を行う戦友であり1番のライバルの対決がトップリーグ且つ上位争いの局勢で行われた。注目の一戦故に元メンバーや怪我で離脱のメンバーに加え恩師や友人・恋人等多くの方が会場に駆けつけエールを送った。

この対戦を心待ちにしていた両者も対戦が決まった時から氣持ちが込み上げる。氣迫溢れる対戦は、お互いの手の内を全て把握する中での戦いでとても見応えある内容になった。

前半開始早々に試合が動く。前半2分小野選手[55]のロングスローに抜け出した大町選手[7]がCB川島選手[26]との競合いに勝ちキーパーの位置を確認して冷静に低めのシュートを決めアバンが先制点を奪う。

その後も緊張が途切れることなく集中した戦いが続く中で、後半15分-秋山選手[8]のサイドからの見事なアウトのロングパスを受けた丸山選手[9]がゴラッソゴールで追加点を奪うもこれはハンドの判定で幻のゴールに終わる。しかし終了間際にペナルティエリア内で倒れた大町選手が自らPKを決めて2-0に突き放しこのまま試合終了。注目の一戦はアバンザールに軍配があがった。

エイトリーグで長きに渡り試合を重ね徐々に力をつけてきたエスぺランサの選手達は、現エイトリーグを引っ張る中心選手達と言っても過言ではない。本当の兄弟のように、力を付けた先輩達との練習もあって力をつけたアバンザールの躍進がどこまで続くのか目が離せない。そしてこの対戦がまた見られることを心から願っている。

written by Yuta Shinohara

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▲ マリスタ水谷選手[22] / レヴァン山口選手[18]

まさかの５連敗

2018AWと2019AWに優勝を手にして一躍エイトリーグ強豪チームとして名を馳せてきたマリスタだったが副代表の脱退から前々シーズンにトップリーグから初の降格、今シーズンでは開幕から４連敗と不調が続く。対して前節は好調レッドフェニックスに敗れはしたものの、新たな新戦力を加えながら着々と勝点を積み重ね上位に位置するレヴァンタリアとの対戦。

試合は前半から勢いに乗るレヴァンが前半12分山口選手[18]からボールを田邉選手[17]が決めて先制点を奪う。そこからは余裕を持った試合運びでレヴァンタリアのペースで時間が進む。

後半11分には途中交代した釜野選手[11]がサイドから見事にディフェンダーを完全に抜き切り最後は深町選手[7]が難なくフィニッシュ。交代メンバーの活躍もあり追加点をあげたレヴァンタリアが0-2で見事な勝利を掴んだ。

マリスタはこの敗戦で5連敗とさらに苦しい状況に追い込まれた。残留へ僅かな残された可能性にかけて残りの3試合は諦めず挽回したい。

written by Yuta Shinohara