2023SSシーズン[第20節]を社領スポーツ広場で開催。7月に悪天候のため延期となっていた、リーグS2試合・リーグA1試合・リーグB2試合・リーグC3試合・リーグD2試合の全10試合が行われました。

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☆全チーム助っ人使用データ

━━【LEAGUE-S】━━━━━━━━━━━

★リーグS順位表★

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ALONZA-松石選手[29] / Ex.Atlas-平川選手[9]

"S"で待望の初勝利

S第31戦 ALONZA vs Ex.Atlas ( 0 - 1 )

この試合、引き分け以上で自力での残留を決めることができるアロンザ。大事な最終戦だったが、助っ人使用可能数の"20"を前節でMAXまで使用。追い討ちをかけたのが直前の体調不良者。試合ギリギリまで出場可能な選手を探したものの、欠員を補充することができず10人でキックオフを迎えた。

対するEx.アトラスがこの試合にかける思いは強い。リーグS昇格まではトントン拍子に進んできたものの、トップレベルでの戦いに苦戦。なんとかこの最終戦で爪痕を残すためにも１章を上げて終わりたい。

数的優位を生かして序盤から攻め込むEx.アトラスだが、引いて守るアロンザに対しこれと言った決定機を作り出せずにいた。ミドルシュート数こそ増えていくものの、どれもこれもミドルシュートばかり。まるで意図して撃たされているかのようだった。

アロンザは徹底してビルドアップにこだわる。人数差など関係なく自分たちのサッカーを体現し、一つ一つの局面を打開していく。しかし平川選手[9]筆頭に連動した守備網を掻い潜ることはなかなかに苦難の道だった。

勝敗が結したのは後半15分。ハイプレスからショートカウンターでチャンスを作った。Ex.アトラスの決定機はこれで3つ目。平川選手らしい豪快なミドルシュートがゴール右上に突き刺さり決勝点。残念ながら降格の決まっていたEx.アトラスだが、勝利に向かって必死に戦った末、ついにリーグSで初勝利を手にした。

アロンザには悔しい最終戦となったが、他試合の結果により残留が確定。来シーズンも観客を魅了するプレーの数々に期待しています。

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★★★OFC-関選手[19] / FC.早良-加藤選手[5]

★★★OFC初降格

S第30戦 ★★★OFC vs FC.早良 ( 3 - 4 )

エイトリーグ創設以来、常にトップリーグに君臨し続けてきた★★★OFC。今節で得失点差7をひっくり返して勝利しなければ、チーム史上初の降格。泣いても笑っても、この40分で結果を残すしかありません。

対して、昨シーズンに引き続き3位入賞を視界に捉えているFC.早良。主力の県リーグメンバーが揃わず怪しい雲行きの中にも関わらず、大津代表[2]を支えるべく10人の戦士が集いました。

やはり前半は★★★OFCの覇氣がFC.早良を圧倒。吉岡選手[10]・関選手[19]・徳永選手[13]が走り勝ち、競り勝ち、フィニッシュまで持っていく。攻守の間を佐藤選手[4]が繋ぐ。前半6分に関選手のゴールで幕を開けると、同13分には徳永選手の技ありロングシュートが炸裂。前半立て続けに3点を奪い、目標の8ゴールに向け上場の試合運び。さらなるペースアップを狙い、氣合いを込めて後半戦のへと向かいました。

しかし後半立ち上がり、不覚にも失点を喫した★★★OFC。この1点が大きな重圧となり、一気に流れがFC.早良に傾く。サイドの選手が幅広くポジションを取ったことで、落ち着いてボールを保持できるようになったFC.早良は、後半開始9分で3点を返し試合を振り出しに戻した。

残り時間はわずか10分、もう体力が限界に近いであろう★★★OFC。最後の最後まで諦めずFC.早良ゴールを脅かすシュートを放っていったが、健闘虚しく追加点を奪うことはできなかった。

後半17分、FC.早良は松尾選手[6]がゴールを決めて大逆転に成功。勝点を13に伸ばし、2シーズン連続となる3位入賞。2023SSシーズンを締めくくるに相応しい、本当に素晴らしい接戦を繰り広げた両チームの戦いでした。 

 

━━【LEAGUE-A】━━━━━━━━━━━

★リーグＡ順位表★

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2点目をアシストするフィクサー-岩瀬選手[18]

リーグSへ首位通過

A第13戦 Marista vs フィクサー ( 1 - 5 )

マリスタは勝てば昇格、フィクサーは勝てば首位決定という緊張感の中行われたリーグA最終戦。多くの注目が集まる中、先制したのはマリスタ福岡。左サイドから崩してボックス内に侵入し、米津選手[41]がDF3枚を交わしてネットを揺らした。

しかし前半14分に左サイドを攻め上がった中里選手[20]のクロスに岩瀬選手[18]が合わせて同点。後半14分、カウンターから満園選手[7]が決めて逆転に成功したフィクサーは、これを皮切りに大量得点。DF背後を完全に攻略し、4点差を付け見事リーグA首位に輝いた。

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━━【LEAGUE-B】━━━━━━━━━━━

★リーグＢ順位表★

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得点ランキング首位タイ-方谷選手[7]

太宰府3位でFINISH

B第31戦 WEST.B vs 太宰府市役所 ( 1 - 3 )

4位が確定してはいるものの、勝てば勝点で3位と並ぶウエストブルー。そして太宰府市役所サッカー部は勝てば他試合の結果次第で2位か3位かが決まるという試合。

まずは前半6分。守備の連携ミスを見逃さずボール奪取した方谷選手[7]。DFを十分引きつけ、角谷選手[18]のゴールをアシスト。同17分にも田中選手[9]のゴールをお膳立てし2アシスト。しかし3点目は真逆。間合いを取るDFを逆手に取りフワッと浮かせたシュートでネットを揺らす。全得点に絡みチームの勝利に大きく貢献。リーグB3位で太宰府市役所サッカー部のエイトリーグは幕を閉じた。

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得点王に輝いたCopito-大塚選手[27]

Copito首位通過

B第30戦 Copito vs R.Phoenix ( 2 - 0 )

リーグBの首位を争うコピートとレッドフェニックスとの注目の一戦。ハプニングにより10人でのキックオフとなったレッドフェニックスは前半4分で痛恨の失点。しかし、新加入-花島選手[14]のデビュー戦ゴールで先制したコピートも、江頭選手[2]が負傷により途中で一時退場。後半に江頭選手が戻れるようになるまでの間は辛抱する時間が続きました。

その後半11分、檜山選手[55]が左サイドで起点を作り追加点をアシスト。2点のリードを最後まで守り切り、コピートが見事リーグB首位に輝きました。また、コピート大塚選手は今シーズン途中からの加入ながらも6ゴールを決めて得点王。圧倒的な攻撃力を誇示し、コピートがリーグAに復帰を果たしました。

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━━【LEAGUE-C】━━━━━━━━━━━

★リーグＣ順位表★

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HANGS-野中選手[8] / 早良NEXT-田中選手[24]

まさに守護神

C第30戦 HANGS vs 早良NEXT ( 0 - 0 )

互いに今シーズン初勝利を狙って挑んだSC.ハングオーバーズと早良ネクストとの試合。非常に白熱した試合で、両チームとも良い攻撃を仕掛け、粘り強い守備で守り、GKのスーパーセーブが連発。特に目立つ活躍だったのがSC.ハングオーバーズの新村選手[25]。

早良ネクストの放ったシュートの中でも、決定的な場面が3つ4つあった。中にはDFがブラインドになっているにも関わらず、反応して片手で弾き出す場面も。酷暑の中、わずか一瞬のワンプレーに集中力を切らさない姿が本部・記録の目にも鮮明に映った結果のMVP。そしてナイスゲームでした。

 

試合後のSilverGull選手達

悲願達成

C第29戦 F.N.S vs SilverGull ( 1 - 3 )

自力での昇格がかかるF.N.Sと、助っ人数ゼロでの首位昇格を目標に今シーズンを戦ってきたシルバーガルとの一戦。試合開始早々、シルバーガルは白石選手[18]がゴールを決めて先制。同13分には、井上選手[11]のパスに抜け出した西村選手[13]がループシュートで追加点。2点リードで前半を折り返した。

後半もペースはシルバーガル。1点を返されるも、山口代表[28]の氣持ちに応える西村選手の2点目決まり見事勝利。助っ人ゼロでの首位通過という目標も達成し、試合後の選手達は達成感に包まれていました。来シーズン、シルバーガルが三度リーグBへと挑む！

 

エリア伊都-鹿児島選手[47]のゴールシーン

目標まであと一つ

C第31戦 エリア伊都 vs H.Nogata ( 2 - 3 )

3位が確定しているエリア伊都と5位が確定しているヒッグス直方との一戦。試合立ち上がり、猛暑の中で連戦の選手が居たエリア伊都。DFラインの一瞬の隙を突き、ヒッグス直方は河本・宗廣コンビで幸先よく先制点を奪った。

しかしその後の追加点は後半8分。エリア伊都-鹿児島選手[47]に同点ゴールを奪われた直後、再び宗廣選手が決めてヒッグス直方がリード。助っ人が途中で負傷してしまい、体調不良の有冨選手[12]が緊急出場する事態となったが、試合終了間際に宗廣選手がハットトリック達成。ヒッグス直方が接戦を制すとともに、得点ランキング・アシストランキングの両方を独占する素晴らしい結果を残した。

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━━【LEAGUE-D】━━━━━━━━━━━

★リーグＤ順位表★

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Peace.U-鬼倉選手[0]

0-2からの戦い

D第31戦 Peace.U vs F.monkey ( 2 - 2 )

リーグDの首位通過をかけて最終戦に臨んだピースユナイテッド。対するフットモンキーズは順位をひとつ上げられるかどうかの戦い。

試合はピースユナイテッドが立ち上がりに幸先よく先制。ストライカー-土本選手[9]の今シーズン5ゴール目が決まって流れを掴むと、2分後に鬼倉選手[0]が追加点。このまま首位が決まるかに思われた。

しかし試合終了間際にフットモンキーズが反撃。前節2ゴールの早川選手[9]のアシストで矢野選手[14]のゴールが決まると、本当に終了目前で早川選手が同点ゴール。フットモンキーズの見事な同点劇で試合はドローに終わっています。

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B.Raccoon-ティム選手[19]のゴールシーン

チームのコンセプト

D第30戦 B.Raccoon vs トレッソル ( 4 - 1 )

普段やらないような様々なポジションにチャレンジしながらサッカーの新たな楽しさを見出しているブラックラクーンと、毎試合がお祭りのように賑やかなトレッソルとの最終戦。

この日も珍しいゴールが生まれたブラックラクーン。DFとGKの間を狙った小倉選手[2]のクロスに走り込んだティム選手[19]がエイトリーグ初ゴール。この日3試合目ながらも、普段やり慣れないFWのポジションで結果を残しました。

トレッソルも元プロサッカー選手-岩下敬輔選手ばりの熱いタックルで内山選手[7]がチームを鼓舞。後半1分、その情熱に檜山選手[20]がゴールで応えました。

勝利したブラックラクーンは首位通過でのリーグC昇格が決定。レベルが上がった舞台でもチャレンジは続く。

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