2023SSシーズン[第15節]を社領スポーツ広場で開催。リーグS1試合・リーグA2試合・リーグB1試合・リーグC1試合・リーグD1試合の全6試合が行われました。

AfterGoal

望みを繋ぐ勝利

チーム舞鶴が王座奪還を掲げて挑んだ2023SSシーズンも残り2試合。残るは3位-リブレと首位-TNFCとの上位直接対決。そして優勝に望みを繋ぐためには今節のリブレ戦に勝利することが必須。

対するリブレは、苦しみながらも3位という好成績を維持してきたという印象の今シーズン。優勝の可能性は絶たれてしまったものの、第1回目のリーグSで2位に輝く可能性を残すためには引き分け以上の結果が求められる。

その注目の試合、チーム舞鶴は4-3-3で3枚の長身FWを生かした戦いに持ち込む作戦だったが、体調不良の木下選手[13]に代えて鈴木選手[L]を急遽RENTALしスタメンに。リブレは元メンバーの朝日選手[U]を前山選手[11]の相方としてCBに起用して対峙する狙いか。

上位決戦なだけあり緊張感の漂う試合。しかし前半からチーム舞鶴のボール保持時間が比較的長く、前半19分にとうとうその均衡が破られる。高さと強さを武器にポイントになっていた瀧谷選手[28]のゴールでチーム舞鶴がリード。瀧谷選手はEx.アトラス戦での決勝ゴール以来これで2点目。

その瀧谷選手が後半にも追加点。ゴール前の混戦でも冷静に胸コントロールへ持ち込むと、DFの手に当たりPKを獲得。これを自ら決めて本日2点目。守備陣も安定感を発揮してクリーンシート。チーム舞鶴が勝利し、あとは最終戦へ向け祈るばかりです。

Esperanza-南選手[23] vs BUCHI-小峰選手[12]

激戦の昇・降格争い

各チーム残り2試合というこの後半戦において、大混戦となっているリーグA。中でも最注目の一戦がエスペランサとFC.フェブとの試合。

一時は不調説も飛び交ったエスペランサだが、中盤戦以降着々と順位をあげてきて迎えた大一番。勝てば一気に昇格圏。負ければまさかの降格争い。

リーグA屈指の得点力を誇るFC.フェブを相手にDF陣が集中を切らさずに守りぬくと、これに応える形で攻撃陣も奮闘。勝負を決めたのは長岡選手[11]のクロスに合わせた佐藤選手[50]でした。

エスペランサが激闘を制した鍵を握ったのは、中盤でボールを回収し尽くし攻守の奮闘をうまく繋いだ板村選手[6]。その活躍ぶりが本部の目に留まり、見事MVPに選出されました！

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▶️ Esperanza　▶️ FC.FEV

BUCHI-三船選手[13] vs Marista-北中選手[41]

危機一髪

負ければ降格濃厚のブチFC。そして勝てば昇格が、負ければ降格がというマリスタ。マリスタは1試合分の差がありながらも、どちらに転ぶにも余裕のない状況はブチと同様。

緊迫の試合は後半までスコアが動かず、後半5分ついに変化が。県リーグからの移動で到着の遅くなった野頭選手[8]を後半から投入したブチ。早速野頭選手のドリブルからチャンスを作ると、ラストパスに抜け出した小峰選手[12]がDFに寄せられながらも先制ゴールを叩き込んだ。

今シーズン絶好調の小峰選手はこの日2得点で、ついに大台の2桁得点を達成。ブチが勝利したことでリーグAはさらに混戦を極めることとなりました。

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▶️ BUCHI　▶️ Marista

TAKAO-中筋選手[44] vs MEVIUS-川上選手[30]

崩すパスワーク

FCタカオとメビウスとの初対戦は、メビウスに遅刻者が発生し10人でのキックオフ。この機に得点を狙うFCタカオでしたが、ラッキーな形とは言え先制したのはメビウスでした。

しかしFCタカオは前線からプレスをかけると、GKへのバックパスを好機と見てさらに圧力をかける。これでボール奪取に成功し、前半8分と早い時間帯で同点に追いつく。

後半に入りやっと11人揃ったメビウスだったが、流れはFCタカオムード。最近好調を続けている木下選手[9]が今節も決勝ゴールを決め、勝利を収めました。

2点目を決めたエリア伊都-鹿児島選手[47]

共歩会初の首位！

コヨーテと共歩会との一戦。試合は互角に進んでいたが、前半9分に共歩会がPKを獲得。これを白水選手[32]がど真ん中に決めて1点リード。後半15分にはカウンターで片山選手[18]がうまく前線へ中継。どんどん選手が追い越しながらパスを繋ぎ相手ペナ付近まで押し込むと、最後はGUEST[P]がドリブル突破から追加点を奪う。

今シーズン1番のダークホースとなっている共歩会が今節も勝利を収めさらなる快挙。共歩会が"リーグ首位”に立つのはチーム史上初めて。残るクランキーズ戦に勝利すれば、自力でのリーグB昇格が決まる。

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頭ひとつ抜けた

なんとか一勝したいアルティスタと首位奪還に燃えるユニティ。今節もユニティの点取屋-武田選手[20]が大活躍。まずは前半4分、右サイドからのクロスに武田選手が中で合わせて先制。同7分にはなんとCBの坂口選手[6]が追加点を挙げました。3点目の中森選手[10]は、左からのクロスをボレーで強く叩きつける技ありゴール。

後半にも再び武田選手のゴールで締めくくったユニティが快勝。武田選手はこれで8ゴールまで記録を伸ばし、混戦になっていた得点ランキングで1人抜け出す形となりました。