2021.10.30
第16節 試合結果
2021ssシーズン第16節は、リーグA 3試合・リーグB 4試合・リーグC 4試合・リーグD 3試合の全14試合を雁の巣レクリエーションセンターで開催しました。いよいよ終盤に差し掛かり、昇格・残留が決まってきています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━【LEAGUE-A】━━━━━━━━━━━
★リーグＡ順位表★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
初優勝に王手！
A第20戦 FC.早良 vs Copito.foot ( 0 - 2 )
自力優勝の可能性を秘めたチーム同士の対戦となったリーグA第20戦はFC.早良対コピート。FC.早良は今節でコピートに敗れると自力優勝の可能性が絶たれてしまい、対するコピートは優勝に大手がかかるという大一番。過去に4度対戦している両チームですが、なんとコピートが4連勝中。2018年以来3年ぶりの顔合わせとなりました。
今シーズン初めて助っ人を起用することになったFC.早良のスタメン。GKがRENTAL選手。DFライン右から松尾選手[6]、坂井選手[61]、豊川選手に代わってCB中竹選手[74]、安武選手の代わりにRENTAL選手。前線は変わらず、4-2-3-1のフォーメーションです。
コピートのスタメン、前節との変更点は江村選手[17]が今シーズン初出場し、守護神-脇選手[1]が1試合ぶりの出場、田中選手に代わって村田選手[4]となっています。右に安田選手[20]、左に檜山選手[55]で広渡選手[8]と島元選手[14]の2トップという超攻撃的布陣が揃い、控えも2名準備しているコピートは万全の状態で試合に臨みます。
お互い勝利への思いは強く、序盤から激しい攻防が繰り広げられる中、先制したのはコピートでした。檜山選手が縦突破からPKを獲得！持ち前のスピードを生かしたプレーでチャンスを引き寄せます。このPKを広渡選手が決め今シーズン通算7ゴールに記録を伸ばし前半を終えます。
しかしFC.早良も前半から上手くいっていなかったわけではありません。後半勢いを増すFC.早良に徐々にチャンスが増えていきます。するとゴール前で混戦の中、川﨑選手[64]にボールが入るとうまく胸でコントロールし放ったシュートはゴールネットを揺らします。歓喜に沸くFC.早良イレブンでしたが、オフサイドフラッグが上がり幻のゴールに...
その後コピートがGUESTのクロスから檜山選手が頭で合わせて追加点。この試合、2得点に絡む檜山選手の活躍で勝利し無敗をキープするコピート。次節リブレ戦に勝利すると、コピート初となるリーグ優勝が決定します。リブレにもまだ優勝の可能性が残されているだけに、コピート対リブレの試合も注目が集まります。
逆転負けで絶体絶命...
A第36戦 べべドール vs Libre ( 1 - 2 )
現在9位で残留争いを強いられているべべドールと、勝てばまだ優勝の可能性が残されているリブレ。2018AWシーズンの加盟から常に同じカテゴリで戦い続け、ともに初のリーグAの舞台に昇格してきた両チーム。ここまではべべドールが2勝1敗で勝ち越しています。
べべドールのスタメン、GKは4試合ぶりに馬場選手[88]。CBに新加入の中崎選手[18]が入り、金子選手[12]がDFからLSHに、幸選手[8]がトップにポジション変更。フィジカル・テクニックともにリーグトップクラスの久田選手[23]、小倉選手[15]、工藤選手[7]が中心に構えチームの舵を取ります。
リブレはフォーメーションを4-4-2から4-2-3-1へ変更。LSBに大谷選手[2]が入ったことで、野頭選手[7]はトップ下へ、前節2トップの一角だった勝谷選手[9]が左サイドへ変更。田添選手[8]と山本亮雅選手[15]の2ボランチで試合に臨みます。
前半ややべべドールペースで試合が進みますが、両チームゴール前までなかなかボールを運べません。その中、立て続けにロングシュートを狙ったべべドール小倉選手の2本目のシュートは見事にドライブ回転がかかり、GKの頭上を超えてGOAL。ゴール内側の棒に当たって勢いよく跳ね返ったせいもあり、ノーゴール疑惑の不穏な空気が流れたべべドール加入後初ゴールとなりました。
しかし後半に息を吹き返したリブレ。小原選手[92]の強靭なフィジカルを武器に相手ゴールへと迫ると、ゴール前の混戦で勝谷選手が同点弾を押し込みます。そして迎えた試合終了間際、FKのチャンスで朝日選手[53]が値千金の追加点をあげ逆転に成功しました。
土壇場で逆転されてしまったべべドールは、残留に向けてもう後がありません。同じく降格圏内のウィーズに勝利することが残留への絶対条件。奇跡を信じてその他の試合結果を待つのみですが、次節アロンザ対リブレ戦でアロンザが引き分け以上になるとウィーズとべべドールの降格が決定してしまいます。
今節の結果を受け、次節FC.早良は勝利すれば、チーム舞鶴は引き分け以上で残留が確定となります。
次節：
FC.ALONZA vs FC.Libre
FC.早良 vs チーム舞鶴
--- 残留以上確定チーム ---
・TNFC ・Copito ・Libre
━━【LEAGUE-B】━━━━━━━━━━━
★リーグＢ順位表★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サウザン崖っぷち
B第36戦 Thousand.L vs Avanzar ( 0 - ３ )
現在8位と降格圏から早く脱したいサウザンドリーフと、昇格に望みを繋ぐためにも勝利したいアバンザールとの試合。
サウザンドリーフはチーム代表の田村選手[68]が今シーズンやっと試合に来ることができ、守りの要-石井選手[23]も約4ヶ月ぶり、髙橋選手[19]は約6ヶ月ぶりの出場となりました。そして安田選手[22]は過去にGUEST出場の経験はあるものの、今節が加入後初出場となっています。
アバンザールは前節と同様4-4-2で、窪田選手[14]が5試合ぶりにCBに復帰。永露選手[7]と酒井選手[25]の2ボランチで、平岡選手[24]がトップに上がったことで田中選手[33]を左サイドへ戻しました。アバンザールも加盟以来順調に昇格してきたチームであり、今シーズンも昇格に期待がかかっています。
試合開始早々、相手GKのミスを見逃さなかった赫キャプテン[10]のゴールでアバンザールが先制すると、同16分にも増渕選手[79]との連携から赫選手[10]が追加点。後半にも酒井選手[25]のダメ押しゴールで快勝したアバンザールは残留決定！昇格の可能性も残して残り2試合に臨みます。
後がなくなったサウザンドリーフはトライアンフとの試合に勝利することが残留への絶対条件となります。
エスペランサ昇格1番乗り！
B第25戦 Esperanza vs 博多Artless ( 5 - 0 )
勝利するとリーグAへの昇格が確定となる首位エスペランサと、勝てば残留に向けて大きなアドバンテージとなる7位博多アートレスとの試合が行われました。
エスペランサはここまで全勝で迎えた7試合目。全勝での昇格を目指し、しっかりとメンバーを揃えてきました。フォーメーションは4-2-3-1。南選手[23]と林選手[9]が2試合ぶりの出場でDFラインに入り、3試合ぶりとなった板村選手はボランチの一角へ。
博多アートレスは特殊なフォーメーションで、首位エスペランサ対策で守備を固める意図があったのでしょうか。3バックに2試合ぶりの出場となった貴島選手[22]と正木洋幸選手[47]が入り、1試合ぶりの一木選手[16]と正木徹[12]はOHを任されます。
試合はエスペランサペースで進む中、前半6分に先制点が生まれました。エスペランサ持丸選手[0]が中盤で顔を上げたその瞬間、嶋岡選手[5]がスタートを切ります。持丸選手が右サイドへ展開すると思い相手DFが釣られる一方、針に糸を通すような鋭い縦パスは嶋岡選手へと渡り、これを冷静に決めGOAL！
圧倒的な強さを見せつけ勝利したエスペランサは連勝をキープ。勝ち点を21に伸ばし、来季リーグAへ昇格の切符を手にしました。試合後喜ぶエスペランサでしたが、彼らの目標は全勝での昇格であり、早くも次の試合を見据えていました。
次節：
FC.Esperanza vs KGSM
BUCHI.FC vs FC.Avanzar
--- 昇格確定チーム ---
・Esperanza
--- 残留確定チーム ---
・BUCHI ・TAKAO ・WEST.B
・R.PHOENIX ・Avanzar
━━【LEAGUE-C】━━━━━━━━━━━
★リーグＣ順位表★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
接戦制し首位キープ
C第17戦 SilverGull vs Cranky's ( 1 - 0 )
昇格争いが激しさを増すリーグCで首位を守り続けているシルバーガルは、3連戦の2試合目を迎えました。トレスタ相手に今シーズン初黒星を喫した前節からスタメン変更は2名。高谷選手[10]に代わって西村選手[24]、一原選手[18]に代わってティム選手[29]というメンバーで試合に臨みます。
2連勝中で暫定6位のクランキーズも今節勝利すれば昇格争いに食い込んでいける位置につけています。DFに西津選手[69]が3試合ぶり、中盤に前田瑞樹選手[31]が2試合ぶり、木村選手[10]が1試合ぶりの出場。4-4-2のフォーメーションで戦います。
試合はかなりもつれこみ、互いに決定打を作りだせず迎えた後半12分、シルバーガル仲西選手のミドルシュートが決まり均衡を崩しました。この1点を守り切ったシルバーガルが勝利。同日行われたハングオーバーズ対ライアーズが引き分けたため、シルバーガルが首位キープとなりました。
そして1アシストの西村選手がアシストランキングもトップタイとなり、順位・得点ランキング・アシストランキングの全てでシルバーガルがトップに立っています。このままシルバーガルがリーグCで3冠を手にするのでしょうか。
学生チームの成長
C第30戦 ZURUMAI vs LEVANTALIA (0-3)
こちらも2連勝中で波に乗るズルマイ。引き分け以上で残留が確実となる試合ですが、代表の馬場選手が前日の練習でまさかの負傷。欠場を余儀なくされてしまい、助っ人数も今シーズン最多の4人となりました。
対するレバンタリアは今節も18名+マネージャーという層の厚さ。代表の村上選手[2]を筆頭にチームの結束力が強みのチームで、練習試合や練習を積極的に行いどんどん実力をつけてきています。
試合は開始3分でスコアが動きました。ゴール前に攻め込むレバンタリアに対し、必死に戻るズルマイ。その逆手を取るギャップでボールを受けた安富選手[35]がペナルティーエリア外から放ったダイレクトシュートがゴールに突き刺さり先制。
後半にも2点を追加し快勝したレバンタリアがクランキーズと順位を入れ替えて6位に浮上し、今節で通算4アシストになった釜野選手[11]はアシストランキングトップタイに並びました。そして悔しくも負けてしまったズルマイの残留確定はまた次回へのお預けとなりました。
今節の結果を受け、次節シルバーガルは勝利すれば昇格が確定となります。
次節：
SilverGull_FC vs ZURUMAI
Liar’s vs COYOTE
--- 残留以上確定チーム ---
・SilverGull ・Tra-sta ・Liar’s
・COYOTE
━━【LEAGUE-D】━━━━━━━━━━━
★リーグＤ順位表★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昇格争い混戦
D第31戦 CHUMS vs ELFIDA ( 7 - 0 )
暫定4位のチャムスは今節も前節に引き続きベンチに5名も控え選手が揃い、昇格に向けて気合十分なのが伝わってきます。
8位エルフィーダは代表の大島選手[11]がワクチン接種で試合に出られず、ベンチから声援を送ります。消化試合数や日程の都合で約3ヶ月ぶりの試合となりました。
試合は開始早々からチャムスが走力で圧倒し、開始2分で先制点を奪うと、合計で7得点を上げて快勝。前節から加入したばかりの扇兄弟でのゴールも生まれ 、3位に浮上しています。次節ファンキーとの上位対決の結果が昇格に大きく影響してきそうです。
無敗で首位キープ
未だ無敗の首位-エリア伊都が共歩会を相手に迎えました。共歩会は前節で悔しい大敗を喫し、チームの立て直しを図っているところ。また、新調した白のサブユニフォームで今節に臨みました。
試合はエリア伊都ペースで進み、合計で6得点の快勝。相手に1本のシュートも打たせない徹底した守備を見せた反面、数ある決定機をものにできなかった点はまだ改善の余地がありそうです。
それでもチームは首位をキープするとともに、この試合で4得点の黒川選手[20]は今シーズン通算で7点目となり、得点ランキングトップタイに並んでいます。
今節の結果を受け、そしてエリア伊都は勝てば昇格が決定となります。
次節：
UJF.C vs エリア伊都
CHUMS vs Fanky・K・Foot
