2025AWシーズン[第3節]を雁の巣レクリエーションセンターで開催。リーグS2試合・リーグA1試合・リーグB2試合・リーグC2試合・リーグD1試合の全8試合が行われました。

▲ Libre-天田選手[5] / Peace-八尋選手[24]

リーグSの1戦目はリブレ対ピースユナイテッド。ついにピースユナイテッドの新章開幕。両軍は昨シーズンリーグAで初対戦しており、野頭選手[7]のPK成功でリブレに軍配が上がっている。リベンジしたかった敵でもあり、ピースユナイテッドが新たな歩みを進める初戦として最高のカード。
トップで落合選手[17]がタメを作り、富永選手[5]・大久保選手[18]・八尋選手[24]が果敢に攻め上がるピースユナイテッド。前線でのボール保持がリブレを苦しめ、前半から試合の主導権を握った。
しかし得点できないまま試合は進み、無常にも最後のチャンスはリブレに訪れる。ゴール前で混戦となり、天田選手[5]が会心の一撃。試合終了のホイッスルな鳴り響き、リブレがリーグS復帰戦で白星を飾った。

S2戦目は★★★OFCとコピートによる王者対決。両チームともにエイトリーグ制覇の経験があり、王座奪還を狙う雄。
試合開始早々チャンスを掴んだのは★★★OFC。ロングボールからDF背後を取り決定機。しかしループシュート失敗で機を逃す。コピートも2つのビッグチャンスを生かしきれずに前半終了。0−0で折り返すことになったが、後半に入り試合は大きく動いた。
まずは8分、昨季リーグAで得点王に輝いたコピート-安田選手[20]が道を切り開く。これで完全に流れを掴み、11分、14分と檜山選手[55]の抜け出しから末継選手[10]がフィニッシュで追加点。コピートもS復帰戦でいいスタートを切った。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ Esperanza-山内選手[7]

BUCHIとエスペランサとの試合はエスペランサの猛攻を耐え凌ぎつつ、BUCHIが少ないチャンスを狙う構図。
エスペランサは前線の機動力の高さを生かし果敢にDF背後を狙う。香月選手[86]の速さとBUCHI DF陣のラインコントロールが壮絶な火花を散らした。
BUCHIも負けじと反撃。前後半それぞれ1度ずつ決定機を作り出すなど勝機はあった。
しかし試合終了間際に勝負あり。後半19分、エスペランサは池永選手[L]のカットインシュートがファインセーブで防がれたものの、その後のコーナーの流れからクリス選手[8]が劇的ヘディング弾。対BUCHIへの全勝記録を6に伸ばした。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ KGSM-宮部選手[77] / UJF.C-孫選手[99]

リーグB1戦目はUJF.CとKGSM。前半早々に試合は動き、7分に徳永選手[24]が先制点。九州リーグがひと段落した秋冬シーズンにKGSMで爆発的な得点力を発揮するエース。今季もさっそく2ゴールで得点王への道を進み始めた。
しかし後半にはUJF.Cも反撃。守備に重心を奪われる展開の中、心を鬼にして前線で孤軍奮闘した中島選手[21]が2ゴール。仲間の想いを背負った反撃の狼煙。
リードするKGSMにUJF.Cが食らいつく展開となったこの試合。危なげながらもKGSMが逃げ切り、初戦を勝利で飾った。

B2戦目はFCタカオとフリーダムとの一戦。選手不足が悩みのひとつだったFCタカオだが、新加入選手4名を携え、満を辞して15名で初戦を迎えることができた。両軍ともに助っ人ゼロ。初戦を掴みたい互いの想いが交錯する。
試合をリードしたのはフリーダム。前半8分にハンドでPKを獲得。落合選手[20]が冷静に決めて先制点。11分には尾花選手[7]が追加点を決め2点リードで前半を折り返した。
途中余裕を見せ始めた仲間に対し、堤選手[68]が熱く喝を入れることで後半もフリーダム優勢。流れの中からさらに2点を加点し、リーグB初戦を快勝に終えた。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ COYOTE-大神選手[5]

ライアーズとフットモンキーズとの試合は、まだ朝早い静かな雁の巣を一氣に賑やかした。
両チームに二重登録している大穂選手[13]が今節はフットモンキーズでGKとして出場。この采配がより一層試合を盛り上げる要素になったことは間違いない。
先制はフットモンキーズ。前半4分に相手ボックス内へと侵入すると、うまく体を先に入れPK獲得。西田選手[22]が決めてリードを得る。
ライアーズは8分、森山選手[19]が技ありのループシュートで同点。これで試合を振り出しに戻し、試合を決めたのは工藤選手[11]のフリーキック。試合終了間際のラストプレー。近すぎるかに思えた距離から、壁の頭上を越えてから落としてきた圧巻のキック。ライアーズが2連勝で首位。

リーグC2戦目はコヨーテとオーガニック。前節悔しい敗戦となった両チームにとって挽回の一戦。
試合はコヨーテが幸先よく先制。開始2分、今村選手[14]から宮津選手[9]が仕留めた。
後半3分にも田中選手[10]のゴールで加点したコヨーテ。そのわずか1分後、大神選手[5]がオーバーラップからクロスを上げると、宮津選手が飛び込んで2点目ゲット。応援に駆けつけてくれた家族の前で堂々の2ゴール。家族に良いところも見せることができ、チームも快勝。これで今後の日曜サッカーも安泰か！！！

[written by Yoshiki Hojo]

▲ HANGOVERS-堂込選手[18]

リーグDはハングオーバーズとトレスタが対戦。新生ハングス船出の試合。
前半トレスタが積極的にハングス陣地へと攻め込み、前半12分にスコアが動く。DF背後へ抜け出す鈴木選手[40]へ深堀選手[15]からのロングフィード。冷静なコントロールシュートでサイドネットへと沈め、遅刻した分は帳消し。
1点ビハインドのハングスは後半7分、内山選手[7]のスルーパスで木下選手[7]がCB間を抜ける。寄せられながらも踏ん張って同点弾。反撃の狼煙を上げた。
しかしここからトレスタの猛攻。後半10分、蓑原選手[20]のクロスに古賀選手[35]が頭で合わせて決勝点。トレスタが競り勝ち、2連勝で首位浮上！

[written by Yoshiki Hojo]