2025AWシーズン[第2節]を社領スポーツ広場で開催。リーグS1試合・リーグA1試合・リーグB1試合・リーグC2試合・リーグD3試合の全8試合が行われました。

▲ レヴァンタリア-田邉選手[17]

リーグSでは昨シーズン王者-TNFCが登場し、前節★★★OFCとの接戦を制したレヴァンタリアと対戦。昨シーズンの戦いでは5-0とTNFCが圧勝した対戦カードだが、今季は一変した試合展開となった。
前半立ち上がりこそTNFCが試合の主導権を握っていたが、積極的なハイプレスとCB-齋藤選手[5]の氣迫あふれる守備がレヴァンタリアに勢いを付けた。
後半に入っても激しい球際の攻防が繰り広げられたが、とうとう17分にスコアが動く。中盤でのボール奪取に成功した田邉選手[17]は、体勢を整えるとすかさずロングシュート。持ち前の高いキック精度でゴールへと一直線。見事にネットを揺らした。
残り時間わずか。徹底して守りにシフトしたレヴァンタリアだったが、これがTNFCにとってはチャンスとなり続々と攻撃を仕掛ける。迎えた20分、高石選手[24]の速く低いクロスがオウンゴールを誘発し同点。
昨季王者としては苦しいスタートとなったが、なんとか勝点1を死守したTNFC。レヴァンタリアにとっては悔やまれるドローとなったが、昨季を上回る成長を実感できる2試合だったのではないか。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ Ex.Atlas-槌谷選手[19] / Esperanza-木下選手[1]

昨シーズンまでトップリーグで戦いを繰り広ていたエスペランサとEx.アトラスとの注目の試合。前半に両軍が息をつかせぬ展開を見せ、早々にスコアが動く展開となった。
前半6分、Ex.アトラスの野村選手[18]がドリブル突破からニアハイをぶち抜き先制ゴール。その3分後にもボール奪取から追加点を奪い、一時は 0-2 とリード。
しかしエスペランサも反撃を見せ、11分に坂本選手[14]が氣迫のハイプレスで1点を返し、続く13分には原選手[H]のゴラッソで同点に追いついた。
後半は両チーム持ち味を発揮しつつもゴールを奪うには至らず、得点は動かずに試合終了。激闘の末 2-2 のドローに終わった。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ TEBURA-井上選手[8] / sheeeemates-帖佐選手[39]

シーメイツとテブラとの初対戦では激しい攻防が繰り広げられ、最終的に6ゴールでテブラが快勝を収めた。
試合は立ち上がりから動き、前半7分-シーメイツが藤選手[14]のゴールで先制。しかしその直後テブラが反撃に出る。9分には亀井選手[99]の鮮やかなスルーパスから井上選手[10]が同点弾、13分-池田選手[18]、19分-野村選手[23]と立て続けにネットを揺らし、一氣に逆転に成功。
シーメイツは帖佐選手[39]の力強さを生かしたプレーで1点を返し反撃ムードを作るが、テブラの勢いが勝る。8分-亀井選手[9]、12分-野村選手[23]、17分-中村選手[11]がダメ押しゴールを決め勝負あり。
シュート数でもテブラが17本と圧倒し、2戦目にして今季初勝利。本格的に昇格への歩みを進めた。
悔しい結果となったシーメイツだが、限られたチャンスを確実に得点へとつなげる粘り強さを見せ、次節に向けて期待を感じさせる内容となった。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ COYOTE-田中選手[11] / Liar’s-中崎選手[31]

早朝1番に行われたライアーズとコヨーテとの試合は、まだ陽が雲に遮られており最高のコンディション。
比較的ライアーズがボールを保持しながら試合は進み、前半10分に先制点。CB間を狙ったスルーパスが岩田選手[00]に通り、DFに体を寄せられながらも力強く運んでゴールへねじ込んだ。
後半にも鈴木選手[9]のスルーパスから林選手[J]が加点しライアーズが勝利。コヨーテは新ユニフォームお披露目の記念すべき試合だったが、悔しい惨敗となった。

C2戦目ではシルバーガルと早良ネクストが対戦。日頃から練習試合などでも交流の多い両軍だが、エイトリーグでの対戦は2023SSシーズン以来2年半ぶり。その初対戦時にはシルバーガルが3-0で勝利を収めている。
前半さっそくシルバーガルにビッグチャンス。完璧に抜け出した天田選手[30]の狙い澄ましたループシュートが外れ、両者無得点のまま後半へ。
すると後半3分、東郷選手[33]のゴールでシルバーガル先制。立て続けに中島選手[7]がネットを揺らしリードするも、早良ネクスト負けじと1点を返す。しかし17分に再び東郷選手がダメ押しの3点目。シルバーガルが好スタートを切った。

[written by Yoshiki Hojo]

▲ RIZE-下釜選手[14]/岩本選手[11]/橋本選手[10]/片渕選手[2]

リーグDは3試合行われ、まずはクランキーズ対トレスタの試合から。
試合は前半6分に宮﨑選手[20]のゴールでクランキーズが先制。しかし同10分-北中選手[41]のゴールを皮切りにトレスタの逆襲が始まり、18分には鈴木選手[66]が加点し2-1とリードを広げた。
後半も勢いは衰えず、12分に再び鈴木選手[66]がPKで追加点。13分からは碇選手[3]の独壇場と化し立て続けの2ゴール。最終的に1-5というスコアでトレスタが好スタートを切った。

2戦目ではついにライズが登場。この試合はライズにとってエイトリーグデビュー戦となり、初戦から鮮烈な印象を残した。
活氣に溢れ、賑やかな雰囲氣で試合に臨んだライズが前半から試合の主導権を握る。
ライズのエイトリーグ初ゴールは前半10分-下釜選手[14] 。TNFCでも活躍するスターがゴールでチームを牽引。さらに11分には橋本選手[10] が追加点を奪い、エースナンバー「10」の輝きを放った。
後半には富崎選手[20]が3点目を奪い、岩本選手[11]が早くも2アシスト。試合終了間際には代表の東川選手[9]も得点をアシストし計4ゴール。デビュー戦ながら攻守にわたり圧倒的な存在感を示し初戦快勝。今後も多くの注目を集めるだろう。

D3戦目はアルティスタ対アルテミシア。
前半10分に先制したのはアルティスタ。スルーパスで完全に抜け出したGUEST[9]がドリブル突破でネットを揺らした。しかし同15分に百田選手[21]のゴールでアルテミシアが追い付き試合を振り出しに戻す。
後半6分-百田選手の追加点で逆転したアルテミシアだったが、アルティスタのダイアゴナルなスルーパスがアルテミシアを苦しめる。
それでもアルテミシアは楽しむことにフォーカスし、鈴木選手[10]のスルーパスから黒木選手[55]のゴールで再びリード。鈴木選手→鈴木選手と決めて最後は百田選手がハットトリック達成。百田選手はエイトリーグキャリアハイ。そしてアルテミシアとしても初の開幕2連勝と絶好調だ。

[written by Yoshiki Hojo]