2022AWシーズン[第10節]を社領スポーツ広場で開催。リーグA1試合・リーグB1試合・リーグC1試合・リーグD1試合の全4試合が行われました。

レヴァンA-田邉選手[17]とチーム舞鶴-長谷川選手[18]

勝負強さ見せた王者

チーム舞鶴の22AWシーズン第3戦目はFC.レヴァンタリア福岡Aとの対戦。初戦こそ引き分けたものの、第2戦目ではアロンザ相手に2点差をつけての快勝。マリスタ福岡を相手に4得点を奪う鮮烈なリーグAデビューを果たしたレヴァンタリアと前回王者との注目の集まる一戦です。

試合立ち上がりで良い入りを観せたのはレヴァンタリア。中盤の3選手が攻守に起点となってリズムを作ると、サイドから果敢に攻撃を仕掛けます。今節特に躍動していた田邉選手[17]は守備で活躍しながらも、常に2枚目からの抜け出しを試みる無尽蔵なスタミナを発揮。幾度となくレヴァンタリアにチャンスをもたらしました。

そのレヴァンタリアは前半立て続けに大きなチャンスを迎えますが、王者を前にした緊張なのか、いずれも決めることができません。するとここまで本調子の出ていなかったチーム舞鶴がついに牙を剥きます。

前半終了を目前にした18分、徳永3兄弟の末っ子-快成選手[16]から1本のスルーパスが出されます。右サイドから走り込んできた木下選手[13]がこのパスに追いつくと、ダイレクトでのシュートを選択。GKのタイミングをずらしたシュートで左サイドネットを揺らし、チーム舞鶴が先制に成功しました。

逆転を狙うレヴァンタリアは後半も猛攻を仕掛けますが、再三のビッグチャンスを生かすことができずに、無念にも無得点のまま試合終了のホイッスルを迎えます。

逆にこの日は押し込まれる時間帯の長かったチーム舞鶴でしたが、粘り強く耐えながら少ないチャンスをものにする勝負強さで見事勝利。リーグAで唯一、3試合連続のクリーンシートを達成しています。

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▶️ Levantalia

決勝ゴールをアシストする古庄選手[20]

ワンチャンスを掴む

蛍光YELLOWがトレードマークのブチFCはここまで3戦終えて1勝1敗1分。対するEx.アトラスは強敵べべドールに競り勝つなど2勝1敗と前半戦はややリード。早くも中盤戦を迎えた両チームにとって、昇格を懸けてここが分水嶺となるかもしれません。

試合を優位に進めていったのはブチ。前半9分、DF背後へのスルーパスに抜け出した野頭選手[8]がダイレクトでループシュート。しかしこれは失敗に終わり、惜しくも先制とはなりません。なおも攻め続けるブチは真木選手[9]が決定機を迎えますが、シュートはGK正面。チャンスを生かすことができず前半を折り返します。

すると後半5分、右サイド深くでEx.アトラス-古庄選手[20]がDF2枚を引きつけながらもクロスを上げることに成功。グラウンダーでGKに向かっていくボール。すかさずGK前に走り込んだ長岡選手[E](RENTAL:Esperanza)が足先でコースを変え、ゴールへと流し込みました。

一転して後手を踏むことになったブチですが、後半13分には野頭選手のドリブル突破からPKを獲得するなど、幾度も相手ゴールへと迫ります。しかし後半も決定機を生かしきれずに敗戦。前節のチャムス戦に引き続き、上出来な試合内容に反して勝点3という結果を結びつけることができませんでした。

逆にワンチャンスで相手を仕留めたEx.アトラスは主力選手を欠く中で貴重な勝点3を積み上げました。