２０１９年最後のリーグ戦、2019AWシーズン第１４節はリーグA３試合・リーグB３試合・リーグC２試合・リーグD４試合の全１２試合が行われました。

不順な天候で異例の冬季の雨の中での試合となってしまいましたが、お陰さまで今節全ての試合を消化すことができました。選手皆様に深くお詫びとお礼を申し上げます。

A第３４戦 Marista福岡 vs FC.Esperanza
現在2位と勝点４差で首位に立つマリスタはリーグA残留をかけてもう負けられないエスペランサとの一戦。
フィールドを縦横無尽に走り回り攻守に活躍するマリスタ主力メンバー小倉選手[26]がまさかの寝坊で急遽レンタルを要請。なかなかリズムを掴めない中、サイドを起点に積極的に攻めたエスペランサがPKを獲得、これを持丸選手[0]が決めて先制します。
しかしわずか3分後、嫌なムードを払拭したのはマリスタ不動の10番鈴木選手。シュート回転のかかったボールは綺麗な弧を描きながらゴール左上に突き刺さり、同点に追いつきます。勢いに乗ったマリスタでしたが追加点を奪いきれないまま終了のホイッスル。優勝・残留に向けてお互いに痛い引き分けで終えています。

A第３６戦 TNFC vs FC.WEEDS
マリスタが引き分けたことで勝利を手にすれば優勝の可能性も出てきたTNFC(2位)と是が非でも勝って降格圏内を脱出したいFC.WEEDS(9位)の対戦。
試合はこの日の最終戦で最悪のグラウンドコンデションにお互い苦戦を強いられます。それでも前半TNFCが攻め込みますが最後のところで得点を挙げられずにいると前半18分-浅山選手[12]のフリーキックでゴール前に放り込んだボールを里村選手[10]が胸トラップから反転シュートが決まりWEEDSが欲しかった先制点を奪いリードしたまま前半を折り返します。
後半できるだけ早く追いつきたいTNFCが畳み掛け多くのシュートを放ちますが得点が入る気配がせずこのまま終了かと思われた後半18分-川崎選手[11]のフリーキックで合わせたゴール前がダンゴの中そのままゴールを割ります。やっと同点に追いついたTNFCは試合終了直前にはキーパーがこぼしたボールに鹿間選手[10]が必死に詰め、最後は首藤選手[22]が決めてゴール！泥々の中で泥臭い連続ゴールで逆転に成功したTNFCが２−１で勝利を収めマリスタが１試合少ないものの現在首位に立つ結果となっています。残り１試合、このままいけばマリスタと優勝をかけた直接対決で王者が決定します！

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★リーグＡ順位表
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B第３５戦ベベドール vs FC.Libre
前節モナムールを相手に敗戦しこれ以上の敗けは昇格に大きく響くベベドール(2位)と、前節ロギを相手に勝利を勝ち取りこの勢いで昇格争いに割り込みたいリブレ(6位)のお互いにとって大事な大事な１戦となりました。前シーズンのリーグCでの対戦ではリブレが逆転で勝利したベベドールにとってはリベンジ戦でもあります(2019SS-第８節)。
試合は降り出した雨でグラウンドコンデションが悪化していく中、開始からかなり激しい展開で見応え高い試合となりました。前半14分-サイドから上手くカットインしたベベドール-村山選手[47]に対してファールでしか止めることができずPKを獲得し、これを村山選手が決めて先制点を奪います。ベベドールの素早いプレスでリブレはなかなかストライカー西田選手[14]までボールが届かず攻め込めまない時間が続きます。後半残り少ない時間帯でこの試合唯一の最大のチャンスが訪れますが、西田選手の打ったシュートはポストに当たりゴールにはならずこのまま試合終了。ベベドールが前対決の雪辱を果たすとともに大きく昇格に繋がる勝点を手にしています。

B第３６戦 KGSM vs ROG.FC
上位対決は同じく前シーズンでは昇格が見えてきた矢先KGSMに大敗を喫しそこから崩れ落ち昇格を逃してしまったROGにとって雪辱戦(2019SS-第17節)になります。
県リーグ春日イーグルス所属の石田選手[17]・瀬利選手[10]の今期初参加で主力が一番揃った一戦は無情にも最悪なグランド状況での試合となりましたが、このグラウンドに対応したキック精度は流石でした。その２人がそれぞれ２得点づつを挙げる活躍で途中追いつかれる場面もありましたが３−４でROGが勝利をあげて見事に屈辱を晴らし昇格圏内まで順位を上げています。

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★リーグＢ順位表
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チーム日程の都合で今節２試合を行ったライアーズ(7位)。怪我人を多く抱え今シーズンここまで良い結果を出せなかったライアーズですが、この２試合で勝利を勝ち取れば一気に昇格争いに割り込めます。今節から元東福岡で現在は宇美クラブで活躍する本多選手[12]が加入。前板付FC時代にはBrüderAchtとのトレーニングマッチでスーパーゴールを決めるなどかなり期待の新戦力を補強して試合に臨みます。

C第３４戦 vs FC.ALICE では八重島選手[3]と本多選手[12]の得点で前半を２点をリードして折り返しますが、後半は逆にアリスの猛攻により追いつかれると危うく逆転を許してしまいそうな状況もある中で２−２の引き分けで試合終了。

C第３５戦 vs SilverGull_FC は前半シルバーガル-松尾選手[55]のゴールで失点を許してしまいますが、すぐに泰川選手[10]のゴールで追いつくと後半は寒さを吹き飛ばすゴールラッシュ本田選手を含む４得点を挙げる結果で２−５と勝利をおさめています。

本日２試合で勝ち点６は獲得できなかったものの４点を挙げたライアーズは順位を２つ上げて５位の位置につけ昇格へ可能性を繋げる結果となっています。そんなライアーズは今年も市長杯に参戦、この勢いで市長杯での勝利も期待しています！

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★リーグＣ順位表
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D第３４戦 Artista.S福岡 vs COYOTE
シーズン序盤は波に乗っていたものの直近の試合では低迷中のアルティスタ(6位)と前節の勝利から勢いづくコヨーテ(3位)の対戦。
試合はコヨーテこの日、FWの泊選手[17]・福田選手[12]の二人の大活躍により０−４と完勝をおさめ第３７戦 D.O.D vs ZURUMAI が引き分けの結果で終えた為ずっと首位をキープしていたズルマイを抜き首位に立ちました！
リーグDを1位での昇格を目指してきたコヨーテにとってかなり嬉しい結果で、この首位を最終節までキープする事ができるのか⁉︎ここからが本当の勝負なのかもしれません。

D第３４戦 Tra-sta vs FC.LEVANTALIA
昇格を目指すにはこの試合が分かれ道となるお互いに勝利が欲しい大事な一戦。レヴァンタリア(7位)はトレスタ(9位)を相手に終始攻め込み多くのシュートを放ちますがなかなか決まらず今節も同点の空気が漂います。しかし後半13分-山崎選手[6]のゴールが決まるとこのまま０−１で試合終了。勝利を手にしたレヴァンタリアですがシュート精度の課題が浮き彫りになる結果となっています。
しかしエイトリーグの試合に徐々に慣れてきたレヴァンタリアが今期３勝目を挙げて順位を４位まで上げる結果で、混戦のリーグDですが蓋を開けてみれば新加盟３チームが上位を占める毎シーズン通りの展開となっています。

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★リーグＤ順位表
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